角川ドワンゴ学園のN高がアドビのCreative Cloudの教育機関向け新プランを国内で初採用
アドビシステムズ株式会社は、Adobe Creative Cloudについて、小中高校および教育委員会向けの新プランをリリースした。この「Adobe Creative Cloud小中高校向け/教育委員会向けユーザー指定ライセンス」を導入すると、教職員と児童生徒は、学校内はもちろん自宅からも、どのデバイスからでも全てのCreative Cloudのアプリケーションとサービスを利用することが可能。これに伴い、学校法人角川ドワンゴ学園のN高等学校(N高)が、いち早く同プランを採用し、品川女子学院も試験導入することが発表されている。
「Adobe Creative Cloud小中高校向け/教育委員会向けユーザー指定ライセンス」は、年額1ユーザーあたり492円(税抜 / メーカー参考価格)で提供される。小中高校では250本から、教育委員会では2500本からの購入が可能だ。2018年6月4日(月)から提供が開始されており、詳細はアドビシステムズ株式会社の教育機関向けWebサイトで確認できる(https://www.adobe.com/jp/information/K12.html)。
日本国内での第1号の採用校となったN高では、費用を学校側が負担することで、希望する生徒は全員無料でPhotoshopやIllustratorといったツールを含むCreative Cloudを使用できることとなった。N高の生徒数は6512人。生徒がCreative Cloudを活用する機会としては、6月に開講するオンラインでの課外学習、N予備校「Webデザイン授業」や、通学コースでのアクティブラーニング型学習「プロジェクトN」での制作やプレゼン、ネット部活「美術部」などの同好会における創作活動や個人の創作活動などが想定されている。