バーチャルYouTuberも活用、ViveトラッカーがIKinema Orion購入者向けに数量限定販売
株式会社Moguraは7月26日、モーションキャプチャーシステム「IKinema Orion」の購入者向けに、入荷待ちの状態が続いているViveトラッカーを数量限定で販売することを発表した。同社は正規国内代理店を務める。1ライセンスにつき、Viveトラッカーを最大6個まで購入可能。1つあたり12,500円(税込)で、送料は840円(税込)。
「IKinema Orion」は、身体の動きをリアルタイムで3D化する技術。HTC Viveを使ったモーションキャプチャーシステムとして、VTuber(バーチャルYouTuber)などに利用されている。特徴として、HTC Viveヘッドマウントディスプレイ、コントローラー、Viveトラッカーを使うことで、動きを読み取り、3D化を行う。動きを感知するポイントとして両足と腰、両手、両肘、頭などがあり、Viveトラッカーを3個から8個程度が必要となる。
本発表にある通り、HTC Viveのアクセサリーとして別売されながらも、入荷待ちが続いているViveトラッカーが、本モーションキャプチャーシステムのライセンス所有者に限り、数量限定で購入できることとなった。過去にライセンスを購入したという場合でも、ライセンス数に応じたViveトラッカーを購入可能。これにより、一部のVR産業における制作環境が向上するかもしれない。