日本HPがグラフィックス市場向け大判プリンタの新製品「HP DesignJet Z6810」を発売
株式会社日本HPは、グラフィックス市場向けの大判プリンタの新製品として、2018年8月9日(木)に「HP DesignJet Z6810」を発売する。希望小売価格が217万8000円(税抜)の60インチサイズモデルと、119万8000円(税抜)のB0サイズモデルをラインナップ。従来製品の「HP DesignJet Z6800」から各種の強化が行われている。
同社の大判プリンタファミリーには、CAD / GIS用とグラフィック用の水性大判インクジェットプリンタ「HP DesignJet」シリーズや、素材対応力が高く屋内外を問わずに多彩なメディアに出力できる水性の「HP Latex」シリーズ、プリントスピードの速さが特徴的な「HP PageWide XL」シリーズがある。今回の新製品は、「HP DesignJet」シリーズのラインナップに追加されるモデルだ。
従来製品からの強化として、HP 774新プリントヘッドを採用したことにより描画の正確性が高まり、HP 774新クロムレッドインクの採用で赤の表現性も向上。HDDは320GBから500GBに増加した。また、B0サイズモデルの搭載メモリは32GBから64GBに増加。さらに、B0サイズモデルは、厚手コート紙使用時の出力スピードも25%高速化されている。