コミュニケーションロボットBOCCO、センサの連携で外出時の家を見守る新機能を発表
ユカイ工学株式会社は10月5日、コミュニケーションロボット「BOCCO」と連動するセンサから、新機能「センサでみまもり」をリリースした。一定の時間にセンサへの反応がない場合、鍵センサや人感センサと組み合わせて、家の中の様子を感知し、お知らせしてくれる。
BOCCOは、留守番中の子どもや離れて暮らす高齢家族とインターネット経由で音声メッセージがやりとりできる見守りロボット。スマートフォンを持っていない相手との連絡手段として活用されている。玄関ドアの鍵の開け閉めを関知する「鍵センサ」、人やペットの動きを感知する「人感センサ」などとBOCCOを連携しておくことで、感知した情報をスマホに通知してくれる。
今回追加される新機能「センサでみまもり」では、3種類の利用設定が可能となっている。「家族のみまもり」では、人感センサに一定時間反応がなかった場合に、BOCCOが「おじいちゃん、げんき?」と発話する。「不在時の鍵のみまもり」 では、リビングに立ち入らないまま玄関の鍵が開いていると、BOCCOが「鍵を閉め忘れてるかも?」と発話とスマホへの通知で教えてくれる。「在宅時の鍵のみまもり」 では、鍵が開いた状態で人感センサに反応があったらお知らせする。
なお、BOCCOは8台のセンサと同時に連携することが可能。外出中でも家の様子を知ることで、家族との何気ないコミュニケーションを楽しむことにもつながる。