魚のさばき方を紹介する動画をYouTubeで公開している「さばけるチャンネル」が人気
日本さばけるプロジェクト実行委員会と日本財団は、YouTube上で運営している「さばけるチャンネル」(https://www.youtube.com/c/sabakeru)が、動画再生回数1000万回とチャンネル登録者数10万人を突破したことを発表した。“魚のさばき方”に特化し、約100種類の魚のさばき方などを紹介している動画チャンネル。今後も2018年11月から約15本の新作動画の順次公開が予定されている。
「さばけるチャンネル」は、日本財団が総合海洋政策本部や国土交通省とともに“オールジャパン”で推進する「海と日本プロジェクト」の一環として展開している「日本さばけるプロジェクト」の活動の1つ。海離れや魚離れが進んでいると言われている若者を主なターゲットとしたものだ。アクセス解析を参考に、視聴者の約65%が35歳未満の層で、海外からのアクセスも約30%にのぼることが発表されている。また、やや意外にも感じられるが、性別については圧倒的に男性の視聴のほうが多い(約85%)。
同チャンネルでは、さまざまな種類の魚のさばき方のレクチャーを通して、魚種ごとにさばき方や包丁の種類を変えるきめ細かい和食の技術や文化を知ることが可能。“魚をさばく”という行為を通して、海への関心を高め、海洋環境の保全や和食文化の継承を目指すムーブメントを広げるべく活動している。なお、2019年1月には、各国大使館、食品・調理器具・アウトドア関連企業、各種メディアを対象とした「さばけるサミット」も開催予定。