iiyama、タッチパネルを搭載した17型の業務用ディスプレイ2機種を発売
株式会社マウスコンピューターは、iiyamaブランドの新製品として、業務用の17型タッチパネル液晶の2機種を、2018年12月下旬に発売する。超音波表面弾性波方式(Surface Acoustic Wave方式)を採用したガラス製のタッチパネルを備えている「ProLite T1731SAW-5」と、投影型静電容量方式のタッチパネルを備えている「ProLite T1732MSC-B5X」をラインナップ。公共施設用をはじめ、ATMや駅売店、書店の検索用、外食施設の受付用などの端末として、用途や設置環境に応じて選択できる。
両製品は、LEDバックライト付きのTNパネルを採用。DisplayPort、HDMI、D-Subミニ15ピンと3系統の映像入力に対応している。標準コントラスト比は1000:1、標準応答速度は5msで、表示解像度は最大で1280×1024pixels。本体には、1W×2のアンプ付きステレオスピーカーが実装されている。市場予想価格は、「ProLite T1731SAW-5」が7万3000円(税抜)前後、「ProLite T1732MSC-B5X」が8万1000円(税抜)前後。
「ProLite T1731SAW-5」で採用されている超音波表面弾性波方式とは、ガラス製あ寝る表面の発信子から超音波を伝播させ、指が触れることによる超音波信号の減衰を受信子で検知して、タッチポイントを検出する方式だ。光の透過率が高く、液晶画面に表示される内容の視認性に優れているとともに、5000万回以上のタッチ回数が可能な耐久性・耐傷性を実現。本体サイズは387(幅)×342(高さ)×201(奥行)mm、スピーカーとスタンドを含む重量は5.8kgで、輝度は230cd/平方メートルとなっている。
「ProLite T1732MSC-B5X」は、タブレットやスマートフォンのように、複数の指で画像の拡大や移動などが可能な10点マルチタッチに対応。軽く触れるだけで直感的に操作できる。本体サイズは387(幅)×342(高さ)×202(奥行)mm、スピーカーとスタンドを含む重量は5.6kgで、輝度は225cd/平方メートル。