ケンコー・トキナー、「国際フィルターフォトコンテスト2018」の審査結果を発表
株式会社ケンコー・トキナーは、同社主催の「国際フィルターフォトコンテスト2018」の審査結果を発表した。このコンテストは、フィルターを効果的に用いた作品を世界中から募集する企画。厳正な審査の結果、入選以上の作品35点とフォトカルチャー倶楽部賞10点が選出されている。
2008年にスタートした本コンテストは、今回で8回目の開催。2018年6月から10月まで作品を募集し、18の国と地域から2000作品の応募があった。審査結果は、特設Webサイトでも公開中(https://sg-g.jp/photocontest/filtercontest2018/result/)。選りすぐりのフィルターを使用した作品からは、あらためて写真表現におけるフィルターの可能性を再認識できる。
グランプリ受賞作品は、大阪拓弥氏による「永遠の誓い」。ソフトフィルターが活用されており、星を大きく強調した星景写真の基本テクニックのほか、ロケハンからモデル探し、現場での画作りの上手さまでも高く評価された。審査員を務めた板見浩史氏からは「足元に花のシルエットまで配してあって、一瞬合成写真かと疑いましたが、女性のスカートが夜風でブレているリアリティーに、実写だと確信しました」とのコメントも寄せられている。