3人の実力派アーティストが参加した新時代の絵画の潮流を考察するグループ展「Grand Menu」
2019年5月25日(土)から6月22日(土)まで、FARO Kagurazakaにて「Grand Menu」が開催されている。我喜屋位瑳務氏、高木真希人氏、寺本愛氏の3人によるグループ展。会期中には、東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇氏などのテキストと各アーティストの作品を掲載したカタログの刊行も予定されている。休廊日は日曜と月曜で、開廊時間は13:00〜19:00。
今回のグループ展に参加している3人は、著名アーティストのアートワークや書籍、雑誌を手掛けるなど、ジャンルの垣根を超えて活動している。3人の共通点は、その活動がアートの分野のみにとどまらないこと、作品がフィギュラティヴでありポップであること、若い世代のコレクターやファンが多いこと、絵画制作の高い技術を持っていることなどだ。
沖縄県で生まれ育った我喜屋位瑳務氏は、イラストレーターとして活躍する一方で、美術館での展覧会や芸術祭に参加するなどアーティストとしての活動を展開。沖縄に残るアメリカ文化の名残に影響を受けており、彼が手掛けたイメージは戦後アメリカのホラー/SF映画やアメコミの世界観を感じさせる。
高木真希人氏は、2010年に多摩美術大学絵画学科を卒業したアーティスト。これまで暗闇の中で偶然にフラッシュ撮影したようなクリーチャーを描いていたが、近年は従来の「スナップショット」シリーズに加え、光の描き方を変えた新シリーズを発表している。
寺本愛氏は、大学では美術を服飾を学び、作品を描きながら服飾と人々の生活との関係性を見つめてきた。当初は服飾への興味から始まった制作活動だが、近年の関心は、衣服を纏う人間の営みそのものへと移りつつある。
■期間:
2019年5月25日(土)~6月22日(土)
■開催場所:
FARO Kagurazaka
東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂 1F
■問い合わせ先:
FARO Kagurazaka
url. http://faroaoyama.com/
url. https://www.art-reason.com/
2019年5月25日(土)~6月22日(土)
■開催場所:
FARO Kagurazaka
東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂 1F
■問い合わせ先:
FARO Kagurazaka
url. http://faroaoyama.com/
url. https://www.art-reason.com/