西友店舗から商品を積んだ楽天ドローンが飛び立ち、東京湾の無人島に配送するサービス開始
楽天株式会社と合同会社西友は17日、観光地として賑わう東京湾唯一の無人島「猿島」を訪問するユーザーに対し、西友の商品を搭載したドローンによる配送サービスを今夏に実施すると発表した。利用可能期間は2019年7月4日(木)より約3カ月の木・金・土曜日。配送料は500円。
猿島は、バーベキューや海水浴、釣りなどで特に夏場に多くの観光客が訪れる無人島。配送の対象となる店舗は「西友 リヴィンよこすか店」で、猿島までは直線距離で約1.5kmという立地になる。店舗はうみかぜ公園に隣接する立地で、配送ルートはほぼ海上という条件だ。
注文するには、楽天のドローン配送サービス「楽天ドローン」の専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを使う。選べる商品は、バーベキュー用の生鮮品を含む精肉、野菜などの食品、酒、飲料などのドリンク、消耗品、絆創膏などの救急用品など約400品目のアイテム。要冷商品も配送が可能で、西友が新たに開発した専用の保冷バッグに入れて運ばれる。
受け取りは、バーベキューをやっている現地にダイレクトではなく、猿島内に設置したドローン着陸ポートとなる。
受け取りは、バーベキューをやっている現地にダイレクトではなく、猿島内に設置したドローン着陸ポートとなる。