ユニークなメディウムの扱いによって表現された作品で注目を集める品川はるな氏の個展が開催
2019年9月6日(金)から9月29日(日)まで、EUKARYOTE 2Fにて、品川はるな氏の個展「Do not say a little in many words but a great deal in a few」が開催される。品川氏は1995年生まれで、2017年に東京造形大学絵画専攻を卒業したアーティスト。ユニークなメディウムの扱いによって表現される作品で注目を集めている。月曜休廊で、時間は12:00〜19:00。
品川はるな氏による制作の軸となる「peel off the paint」と名付けられたシリーズでは、アクリル絵の具と剥離性のポリエチレンクロスを使用。支持体のキャンバスから色面の膜の一部を引き剥がし、独特の表情を作り出す。
なお、EUKARYOTEでは同じく9月6日(金)〜9月29日(日)に「Specimen(s)」展も同時開催され、品川氏の個展はその企画の1つとして位置付けられている。「Specimen(s)」展は昨年に続いて2回目の開催となるアートコレクターとの共同企画展で、今回はアートコレクターのdilettante_k氏をはじめ、品川はるひ氏のほかに欧陽子璇氏、高橋大輔氏、手嶋勇気氏といったアーティストが参加。会場1Fでdilettante_k氏の協力のもと、幅広い関心を示すコレクションの一部が公開され、3Fでは欧陽子璇氏の彫刻、高橋大輔氏の未発表ドローイング、手嶋勇気氏の新作などが展示される。