モンブラン、カリグラフィーの芸術性を高めるペン先を採用した万年筆を発売
老舗の筆記具ブランドのモンブランは、新作「マイスターシュテュック カリグラフィー コレクション」を、2019年9月から発売している。字の太さを自在に変えられる新たなペン先(ニブ)を採用した万年筆のシリーズ。ペンにかかる圧力に応じて0.3mmから1.4mmまで字の太さが変化し、より精巧で表現力豊かなカリグラフィーを実現できる。
モンブランは、1906年からの長い伝統を誇るドイツ発のブランド。現在は、筆記具はもちろん、時計、レザーアイテム、アクセサリー、香水、アイウェアなどの分野にも領域を拡大し、精緻なクラフトマンシップを進化させている。
今回、新たに開発されたペン先は「フレキシブルニブ」と名付けられた。普及の定番として名高い「マイスターシュテュック イエローゴールド149」でも、この「フレキシブルニブ」を搭載した新作を発表。また、キャップとボディに金箔でリーフ(葉)を描き、半透明のラッカーで仕上げられた「マイスターシュテュック カリグラフィー ソリテール ラッカー&ゴールド エッジリーフ ル・グラン」も「フレキシブルニブ」を備えて登場。
このペンのリーフの柄は、1本ずつ手作業によって描かれるため、個体ごとにニュアンスが異なる。
このペンのリーフの柄は、1本ずつ手作業によって描かれるため、個体ごとにニュアンスが異なる。
そのほか、日本の工芸文化へのトリビュートとしての限定品の「マイスターシュテュック カリグラフィー ソリテール 蒔絵 リミテッドエディション 88」でも、18Kローズゴールドにロジウム仕上げを施した「フレキシブルニブ」が搭載された。