日本科学未来館で常設のシンボル展示“ジオ・コスモス”の新コンテンツ「未来の地層」の公開がスタート
日本科学未来館の1〜5Fのシンボルゾーンで、常設展示の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」の新たなコンテンツとして、「未来の地層 Digging the Future」の公開が2019年9月28日(土)から開始された。地球の歴史を岩石から調査する研究者や進化論の研究者とアーティストがコラボレーションし、ラップミュージックに乗せた映像作品。映像作家の古屋蔵人氏が、太古から現在に至る地球の歴史を特撮/アニメーション/CGなど多彩な手法で表現している。上映時間には10:30〜/13:15〜/14:15〜/15:15〜/16:30〜の回があり、各回の上映時間は約3分。
「ジオ・コスモス」は、1000万画素を超える高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出す日本科学未来館のシンボル展示だ。有機ELパネルが用いられており、画面上には気象衛星が撮影したデータを毎日取り込んで反映させた雲の映像が流れ、リアルな地球の姿を眺めることができる。
今回スタートした新たなコンテンツの「未来の地層 Digging the Future」は、大気化学学者のパウル・クルッツェン氏が提唱する仮説をもとにしたもの。その仮説は、人間活動によって作られる地層を“人新世(アントロポセン)という新たな地質年代として位置付けるもので、地球の誕生から現在までを振り返り、人間が地球の歴史に何を残そうとしているのかを考えることができる。
■期間:
2019年9月28日(土)~
■開催場所:
日本科学未来館 1〜5F シンボルゾーン
東京都江東区青海2-3-6
■問い合わせ先:
日本科学未来館
tel. 03-3570-9151
url. https://www.miraikan.jst.go.jp/
2019年9月28日(土)~
■開催場所:
日本科学未来館 1〜5F シンボルゾーン
東京都江東区青海2-3-6
■問い合わせ先:
日本科学未来館
tel. 03-3570-9151
url. https://www.miraikan.jst.go.jp/