格安SIM(MVNO)シェア、楽天モバイル・UQ・LINEモバイルがシェアを伸ばす
調査やマーケティングなどを手掛けるICT総研は、「2019年 MVNO格安SIMの市場動向調査」の結果を公開した。本調査はインターネットユーザー10,907人に対するWebアンケートの回答結果を基にしている。
高額になりがちなキャリアに代わる通信契約手段として浸透している感のある格安SIM(MVNO)。スマホの本体に個人向けSIMを挿して使うことから格安SIMとの呼び名が定着している。
今回の調査では格安SIMを利用しているユーザーにアンケートを実施。シェアは楽天モバイルが30.2%でトップ。次いでUQコミュニケーションズの「UQ mobile」が15.9%、オプテージ(関西電力子会社)の「mineo(マイネオ)」が12.7%、NTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」が6.1%、インターネットイニシアティブの「IIJmio」が6.1%、LINEモバイル5.8%が主な利用会社としてあがった。
1年3ヶ月前の2018年7月のデータと比較してみると、楽天モバイルは4.5%アップ、UQは3.8%アップ、mineoは3.4%ダウン、OCNモバイルONEは1.6%ダウン、IIJmioは2.5%ダウン、LINEモバイルは圏外からの躍進、という形になった。
また、その他の格安SIMを利用しているユーザーは6.7%減っており、ユーザーが人気のある格安SIMへ集まりつつある傾向が明らかになっている。
料金プランについての調査では、MVNOユーザーは7割以上が料金面で満足していることを示し、5割以下のMNO(キャリア)ユーザーと大きな差がついている。
また、通信品質面の満足度においては、「ホームページ閲覧の品質・安定性」においてMVNO19社平均で64.3%/MNO3社平均で59.7%、「動画視聴の品質・安定性」においてMVNO19社平均で64.3%/MNO3社平均で60.4%という結果に。通信品質で大きな差が生まれないという現状が明らかになっている。
料金で安く、通信の満足度で大きな差がないならユーザーがMNO(キャリア)からMVNOへと移動するのはごく自然なこと。今後もこの流れは続くと思われる。
今回の調査では格安SIMを利用しているユーザーにアンケートを実施。シェアは楽天モバイルが30.2%でトップ。次いでUQコミュニケーションズの「UQ mobile」が15.9%、オプテージ(関西電力子会社)の「mineo(マイネオ)」が12.7%、NTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」が6.1%、インターネットイニシアティブの「IIJmio」が6.1%、LINEモバイル5.8%が主な利用会社としてあがった。
1年3ヶ月前の2018年7月のデータと比較してみると、楽天モバイルは4.5%アップ、UQは3.8%アップ、mineoは3.4%ダウン、OCNモバイルONEは1.6%ダウン、IIJmioは2.5%ダウン、LINEモバイルは圏外からの躍進、という形になった。
また、その他の格安SIMを利用しているユーザーは6.7%減っており、ユーザーが人気のある格安SIMへ集まりつつある傾向が明らかになっている。
料金プランについての調査では、MVNOユーザーは7割以上が料金面で満足していることを示し、5割以下のMNO(キャリア)ユーザーと大きな差がついている。
また、通信品質面の満足度においては、「ホームページ閲覧の品質・安定性」においてMVNO19社平均で64.3%/MNO3社平均で59.7%、「動画視聴の品質・安定性」においてMVNO19社平均で64.3%/MNO3社平均で60.4%という結果に。通信品質で大きな差が生まれないという現状が明らかになっている。
料金で安く、通信の満足度で大きな差がないならユーザーがMNO(キャリア)からMVNOへと移動するのはごく自然なこと。今後もこの流れは続くと思われる。