復旧不可という恐ろしい不具合、HPEの「SAS SSD」が稼働32,768時間超えで障害発生
Hewlett Packard(ヒューレット・パッカード)Enterprise(HPE)社は、サポート情報として、サーバー向けSASソリッドステートドライブモデル(SSD)に重大なドライブ障害が発生することを明らかにした。
本障害は、HPD8より前のHPEファームウェアバージョンを使用しているSSDにおいて、稼働時間が32,768時間を超えると (およそ3年270日8時間) 発生するもの。障害が発生するとデータが喪失し、SSD上のデータも回復できなくなる。
同時に稼働を開始したSSDでほぼ同時に障害が発生する可能性があり、複数台で運用を開始している場合、データが一気に消失するという危険性をはらむ。
対象となるHPE SAS SSDモデルはモデル番号別に20モデルが対象となっており、同製品を使用している企業などは早急な確認が必要だ。
なお、障害を防ぐためには、HPEがリリースしたSSDファームウェアバージョンHPD8へファームウェアアップグレードを行い、更新する必要がある。
同時に稼働を開始したSSDでほぼ同時に障害が発生する可能性があり、複数台で運用を開始している場合、データが一気に消失するという危険性をはらむ。
対象となるHPE SAS SSDモデルはモデル番号別に20モデルが対象となっており、同製品を使用している企業などは早急な確認が必要だ。
なお、障害を防ぐためには、HPEがリリースしたSSDファームウェアバージョンHPD8へファームウェアアップグレードを行い、更新する必要がある。