“はんだ付け”を芸術に変える! はんだ付けアートコンテスト。優勝は「万華鏡の世界」

NPO法人日本はんだ付け協会では、ハンダゴテとはんだを使って製作された芸術作品「はんだ付けアート」を、日本全国からインスタグラムで募集。厳正な審査の結果、優秀作品3点を発表した。最優秀作品に選ばれたのは辻菜月氏の「aurora」。ステンドグラスの手法を用いて万華鏡の世界を表現した美しい作品だ。
電機・電子機器製造業の根幹技術である「はんだ付け」は、長い歴史を持ちながら先端技術にも不可欠で、時代に合わせ進化し続けている奥深い手法だ。しかし、一部のマニアが電子工作するための技術として捉えられがちで、一般的に脚光を浴びる機会はほとんどない。
そんな中、全国約20万人※のはんだ付け職人の地位向上と、広く一般の人にはんだ付けの楽しさを広めるために企画されたのが「はんだ付けアートコンテスト」。今後も毎年開催していく予定だ。
※電気関係の企業2万社×10人と仮定して算出
2019年に行われた「はんだ付けアートコンテスト」には、合計12作品の応募があり、うち3作品が入賞作品として発表されている。
【優勝】「aurora」辻菜月氏
そんな中、全国約20万人※のはんだ付け職人の地位向上と、広く一般の人にはんだ付けの楽しさを広めるために企画されたのが「はんだ付けアートコンテスト」。今後も毎年開催していく予定だ。
※電気関係の企業2万社×10人と仮定して算出
2019年に行われた「はんだ付けアートコンテスト」には、合計12作品の応募があり、うち3作品が入賞作品として発表されている。
【優勝】「aurora」辻菜月氏

「aurora」
ステンドグラスの手法を用いて万華鏡の世界を表現した作品。はんだとガラス、光の組み合わせが非常に美しくアートの要素が最も高いと票を集めた。辻菜月氏は他にも「Heart」「花筏」「baby」「secret」という4点の作品を応募している。
【第2位】「霊長類観測装置」白砂勝敏氏
【第2位】「霊長類観測装置」白砂勝敏氏

「霊長類観測装置」
様々な素材をはんだ付けで結び付けたユーモラスな作品。鏡や金属など、ステンドグラスの要素も取り入れ、光の反射も上手く活用している。芸術性の高い形状に仕上げられており、どこか人の形を模したようにも見えるのがおもしろい。
【第3位】「夕日匣-ユウヒバコ」布施美子貴氏
【第3位】「夕日匣-ユウヒバコ」布施美子貴氏

「夕日匣-ユウヒバコ」
落葉樹越しに見た夕日をイメージした作品。線材をはんだ付けで接合して、木の枝や葉脈をイメージさせるフレームを制作。内側のフレームに和紙を貼り付けて光をやわらかく透過させた。その完成度の高さは、おもわず家に1つ欲しくなってしまいそうだ。
同コンテストの募集は、インスタグラムを使ってハッシュタグ「#はんだ付けアート2019」を付けて写真を投稿――というかたちで実施されており、このハッシュタグで検索すると、応募作品のすべてと、入賞作品のその他の写真(別の角度など)を見ることができる。
同コンテストの募集は、インスタグラムを使ってハッシュタグ「#はんだ付けアート2019」を付けて写真を投稿――というかたちで実施されており、このハッシュタグで検索すると、応募作品のすべてと、入賞作品のその他の写真(別の角度など)を見ることができる。



