駅や自治体の名前が全て“ひらがな”な幼児教育用の「ひらがなだけの地図」発表
地図検索サービス「マピオン」の運営で知られる株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)は、同社の実験サービスを公開する「マピオンテックラボ」において、駅名を中心にひらがな表記で表示できる地図「えきのなまえマップ」を公開した。
「えきのなまえマップ」は、幼児教育を視野に開発されたもの。2020年度より順次実施される小学校から高校までの新学習指導要領では、小学校3年生から授業で地図を活用、2022年度より高校で地理が必修科目になる。
これにより、「地理空間情報リテラシー」(地理的な空間認識や、地理情報を活用する力)の向上が求められているが、幼児教育での地図教育は日本全国が表示された大きなスケールを用いる事が多く、認識できる空間スケールが狭い幼児にとって理解しにくいものだった。
これに対し、同社はひらがなを覚えた幼児でも自然と地図を読み解く力を養えるように全ての文字がひらがなで表示される「えきのなまえマップ」を開発した。「えきのなまえマップ」では狭いエリアを表示することができ、幼児には電車好きが多いことを意識してひらがな表記は駅の名前が中心。また、自治体の名称もひらがな表示できる。
なお、「えきのなまえマップ」開発以外にも「マピオン」アプリ版がベクター地図に対応し、従来の地図との切り替えが可能になった。ユーザーインターフェースにおいて細かな改善となり、具体的にはデータ容量80%削減によりスクロール表示速度アップ、斜めに見下ろし表現による遠方の情報まで見通しやすくなる「鳥瞰」機能が追加されている。
これにより、「地理空間情報リテラシー」(地理的な空間認識や、地理情報を活用する力)の向上が求められているが、幼児教育での地図教育は日本全国が表示された大きなスケールを用いる事が多く、認識できる空間スケールが狭い幼児にとって理解しにくいものだった。
これに対し、同社はひらがなを覚えた幼児でも自然と地図を読み解く力を養えるように全ての文字がひらがなで表示される「えきのなまえマップ」を開発した。「えきのなまえマップ」では狭いエリアを表示することができ、幼児には電車好きが多いことを意識してひらがな表記は駅の名前が中心。また、自治体の名称もひらがな表示できる。
なお、「えきのなまえマップ」開発以外にも「マピオン」アプリ版がベクター地図に対応し、従来の地図との切り替えが可能になった。ユーザーインターフェースにおいて細かな改善となり、具体的にはデータ容量80%削減によりスクロール表示速度アップ、斜めに見下ろし表現による遠方の情報まで見通しやすくなる「鳥瞰」機能が追加されている。