司馬遼太郎の“街道をゆく”の挿絵原画でも知られる須田剋太の没後30年を記念した特別展が開催
2020年2月12日(水)から3月15日(日)まで、東大阪市民美術センターにて、特別展「没後30年 須田剋太展 ~今、甦る、須田剋太ワールド 抽象・具象・書~」が開催される。昭和を代表する洋画家の1人である須田剋太(1906~1990年)の没後30年を記念して開催される展覧会。未公開作品を多く含む約100点が展示される。
須田剋太は埼玉県吹上町(現在の鴻巣市)に生まれ、浦和(現在のさいたま市)に出て独学で油画を学んだ。光風会、文展、新文展で特選に選ばれるなど戦前から戦後にかけての官展で活躍。戦後は関西に移り住み、抽象画に転向して、力強く造形豊かな抽象画を描いた。1971年から1990年に亡くなるまでは、「週刊朝日」連載の司馬遼太郎(1923~1996年)の「街道をゆく」の挿絵原画を担当。再び具象画を描きはじめ、書などにも優れた作品を残した。
本展では、鮮烈な色彩と力強いタッチの作品を数多く手掛けた須田剋太の画業・書業を、あらためて振り返る企画。入場料は500円で、中学生以下や65歳以上は無料で入場できる。月曜休館(月曜が祝休日の場合は開館で翌日が振替休館)で、開館時間は10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)。
■期間:
2020年2月12日(水)~3月15日(日)
■開催場所:
東大阪市民美術センター
大阪府東大阪市吉田6-7-22
■問い合わせ先:
東大阪市民美術センター
tel. 072-964-1313
url. https://higashiosaka-art.org/
2020年2月12日(水)~3月15日(日)
■開催場所:
東大阪市民美術センター
大阪府東大阪市吉田6-7-22
■問い合わせ先:
東大阪市民美術センター
tel. 072-964-1313
url. https://higashiosaka-art.org/