LINEリサーチ、新型コロナについての先行調査の結果発表。若年層の認識の甘さ露呈
LINE株式会社は、同社が運営するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が実施した「新型コロナの状況把握アンケート」の結果について、一部を公開した。
本アンケートは、厚労省とLINEが協力して行う大規模アンケート、第1回「新型コロナ対策のための全国調査」(全国8300万人が対象)に先立って行われたもの。調査期間は3月27日(金)から30日(月)、対象は首都圏1都3県に居住する「LINEリサーチ」のモニター。
設問「新型コロナ感染予防のためにしていること」では、15歳~69歳の全ての年代において、1位「手洗い・うがいや手や指の消毒をする」、2位「せきやくしゃみを、人にむかってしない」、3位「混雑している場所にはいかない」という結果になった。
手洗いうがいや咳エチケットは全世代で8割~9割という結果だったが、3位の「混雑している場所にはいかない」では20代が51.3%、10代が57.1%と低い結果に。京都産業大学や県立広島大学の学生が、すでに感染拡大が始まっていたヨーロッパに卒業旅行に行き、帰国後本人が感染確認されたり、周囲にコロナウイルスをばらまくクラスターになる危険性があったりと、学生達だけではなく若い世代全体としてコロナウイルスに対する認識が甘いということが浮き彫りになった。
設問「新型コロナ感染予防のためにしていること」では、15歳~69歳の全ての年代において、1位「手洗い・うがいや手や指の消毒をする」、2位「せきやくしゃみを、人にむかってしない」、3位「混雑している場所にはいかない」という結果になった。
手洗いうがいや咳エチケットは全世代で8割~9割という結果だったが、3位の「混雑している場所にはいかない」では20代が51.3%、10代が57.1%と低い結果に。京都産業大学や県立広島大学の学生が、すでに感染拡大が始まっていたヨーロッパに卒業旅行に行き、帰国後本人が感染確認されたり、周囲にコロナウイルスをばらまくクラスターになる危険性があったりと、学生達だけではなく若い世代全体としてコロナウイルスに対する認識が甘いということが浮き彫りになった。
また、設問「体調不良者の割合」では、「37.5度以上の発熱」「喉の痛み」「強いだるさ」「咳がひどい」「息苦しい」「下痢がある」「味・においがしない」などの体調不良症状のいずれかにあてはまる人を調査。
体調不良を感じる人を世代別に見ると、30~39歳が最も高く、10~19歳、60~69歳と若い、高齢者になるにつれ体調不良を感じていないという結果になった。
この結果の因果関係は全く不明だが、働き盛りとされる世代の割合が高くなっているので、仕事疲れにプラスしてコロナ疲れにより、身体の不調を感じやすくなっているのかもしれない。
なお、厚労省とLINEによるアンケート調査は回答期限が4月1日までとなっている。データは新型コロナウイルス感染状況の把握や感染拡大防止のための有効な対策を検討するために活用される。
体調不良を感じる人を世代別に見ると、30~39歳が最も高く、10~19歳、60~69歳と若い、高齢者になるにつれ体調不良を感じていないという結果になった。
この結果の因果関係は全く不明だが、働き盛りとされる世代の割合が高くなっているので、仕事疲れにプラスしてコロナ疲れにより、身体の不調を感じやすくなっているのかもしれない。
なお、厚労省とLINEによるアンケート調査は回答期限が4月1日までとなっている。データは新型コロナウイルス感染状況の把握や感染拡大防止のための有効な対策を検討するために活用される。