フォントワークス、iPadやiPhone向けに日本語フォントアプリ「mojimo」の提供を開始
フォントワークス株式会社は、これまでデスクトップ版として提供されていたサービス「mojimo」のモバイル版の提供を開始した。iPad/iPhone向けのフォントアプリ「mojimo - プロ仕様の日本語フォント」を、App Storeにて配信。このアプリ内で、第1弾の「mojimo-free」と「mojimo-select」を利用できる。
「mojimo」は、“ちょうどいい文字を、ちょうどいい価格で”をコンセプトとしたサービス。特定の用途やシーンごとに最適な書体を、最適な価格で提供するサービスとして展開されている。モバイル版の「mojimo」は、iOS13から搭載された「カスタムフォント」機能に対応。「mojimo」アプリでフォントをインストールすると、さまざまなアプリでの利用が可能となり、タブレットやモバイル機器などの環境でもフォントへのこだわりを発揮しやすくなる。
モバイル版「mojimo」の提供開始に合わせて利用できるようになったフォントパックのうち、「mojimo-free」は「mojimo」アプリをインストールしたユーザーが1書体を無料で使える特別なパック。対象となっているフォントは、今秋に年間定額制フォントサービス「LETS」で提供予定の「筑紫アンティークA丸ゴシック」だ。現在は開発段階の書体でβ版としての提供となるが、どのサービスにも先駆けていち早くモバイル版の「mojimo」で使えることとなった。
同じく、モバイル版「mojimo」で使えるフォントパックの第1弾である「mojimo-select」は、120円/30日の料金で利用が可能。初心者向けパックとして位置付けられており、厳選された26書体の中から3書体を選んで利用できる。
同社では、今後もモバイル版「mojimo」で利用できるフォントパックを拡充予定。人気の「mojimo-manga」などをはじめ、既にデスクトップ版の「mojimo」で提供されているフォントパックの順次追加も予定されている。なお、本アプリ製品は、現在β版として提供されている「mojimo-manga for iPad β版」「mojimo-liveライト for iPad β版」「mojimo-select for iPad β版」の正規版にも相当。これらのβ版は、2020年9月1日(火)で使用停止となるため、正規版への移行が推奨されている。