アタゴ、果実にあてるだけで糖度を測れるマンゴー用の「PAL-光センサー15」を発売
株式会社アタゴは、「PAL-光センサー15(マンゴー)」を発売した。果実にあてるだけで糖度を測れるポケット非破壊糖度計「PAL-光センサー」の新モデルでマンゴー用。果実を切ったり絞ったりせず、そのままサンプルステージにあてるだけでBrix(糖度)を測定できる。ATAGOショップでの購入が可能で、価格は85,000円(税別)。
「PAL-光センサー」は2017年に販売が開始され、測定した果実をそのまま出荷できることから多くの農家に支持されてきた。その優れた技術が評価され、「関東地方発明表彰 中小企業長官賞」や「渋沢栄一ビジネス大賞 テクノロジー部門 奨励賞」や「2018年世界発信コンペティション 東京都ベンチャー技術特別賞」といった数々の賞を受賞している。
同シリーズには、ぶどう、ミニトマト/ミディトマト、いちご、りんご、桃、和梨、さくらんぼ、プルーンなど、さまざまな果物に対応したモデルがあるが、国内外からの多数の要望を受けて、新たにマンゴー用の製品が登場。測定時にはスポンジを介して果実の表面へとしっかり密着し、果実の形状に左右されずにフィットするため、果実へのあてかたや外光による測定誤差が生じずに利用できる。