ソースネクスト、話した内容を文字で表示する“ボイス筆談機”の「ポケトークmimi」を発売
ソースネクスト株式会社は、2020年9月4日(金)に「ポケトークmimi」を発売する。ボタンを押して話した内容を、瞬時に文字に変換して表示できる“AIボイス筆談機”。価格は29,800円(税別)で、8月27日(木)に予約受付が開始される。
同社では、“通訳機”として大人気の「ポケトーク」を販売しているが、この「ポケトーク」を耳が聴こえにくい人とのコミュニケーションに活用するため、あえて日本語から日本語への翻訳に設定して使っているユーザーがいたことが、今回の「ポケトークmimi」を開発するきっかけとなった。「ポケトークmimi」を使うことで、耳の遠い人に大声で話したり、手で文字を書いたりする手間が不要となり、普通に話して画面を見せるだけで、スムーズな“筆談”を実現できる。
専用機としての使いやすさを追求しつつ、大型画面の「ポケトーク S Plus」のボディや部品を活用しながら設計。最大の特徴は、声から文字への変換/表示が速いことで、「ポケトーク S Plus」と本体や画面のサイズは同じであるものの、文字サイズはさらに大きくなっている。日本語としての読みやすさにもこだわり、フォントには教科書体が採用された。背景も通常の“白”ではなく、紙のようなテクスチャ処理を施すことで、見た目の優しさが実現されている。
本体サイズは約65(幅)×123(高さ)×11(奥行)mm、画面サイズは3.97インチ、重量は約128gで、取り外し不可の国内通信2年付きeSIMを内蔵。同社Webサイトや全国の家電量販店のほか、補聴器を取り扱う眼鏡店での販売も予定されており、現時点で既に「メガネの愛眼」での販売が決定している(8月28日から237店舗で予約受付開始)。さらに、「まずは試してみたい」というユーザーに向けて、月額1,980円(税別)のレンタルサービスも実施。最短1カ月から、専用アクセサリ付きで「ポケトークmimi」を試せる。
©SOURCENEXT CORPORATION
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