ショウワノート、「ジャポニカ学習帳」の50周年記念で昆虫表紙シリーズを復活させて発売
ショウワノート株式会社は、1970年から発売している「ジャポニカ学習帳」の50周年を記念して、2020年9月に「ジャポニカ学習帳 昆虫写真柄」および「ジャポニカ学習帳 昆虫イラスト柄」を発売する。参考価格は各190円(税別)。
「ジャポニカ学習帳」では、1978年から昆虫生態写真家の山口進氏による昆虫や花の写真を表紙のビジュアルとして採用してきた。これは、子どもたちへの興味関心の入り口として、自然を中心にさまざまなことに興味を持ってもらうための工夫であったが、ときには昆虫のリアルな写真が不快であるとの声が寄せられることも。昆虫の写真は「ジャポニカ学習帳」を象徴するビジュアルであったが、現在ではすっかり姿を消して植物の写真の表紙のみとなっていた。
今回、この昆虫の表紙が、50周年記念のアイテムとして復活。「今一度、昆虫の持つビジュアル的な魅力や、不思議な生態などをもっともっと知ってほしい」「昆虫に興味や関心を持ってもらいたい」「この商品が自然環境に目を向けるきっかけになれば」との思いを込めて、商品化されている。
「ジャポニカ学習帳 昆虫写真柄」には、「かんじれんしゅう 84字」「かんじれんしゅう 104字」「漢字練習帳 120字」「自由帳」「自主学習」の5種をラインナップ。「ジャポニカ学習帳 昆虫イラスト柄」は表紙が5種類で、いずれも5mm方眼罫リーダー罫入りの仕様となっている。いずれも判型はB5サイズ。付録の読み物には、山口進氏と昆虫との出会いのエピソードや、驚くような昆虫の生態がイラストで分かりやすく紹介されている。