富士フイルム、インスタントカメラ“チェキ”の新エントリーモデル「instax SQUARE SQ1」
富士フイルム株式会社は、“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントカメラ「instax」シリーズの新機種として、2020年11月6日(金)に「instax SQUARE SQ1」を発売する。本体カラーバリエーションは、テラコッタオレンジ、グレイシャーブルー、チョークホワイトの3色。本体色に合わせ、別売のショルダーストラップ付きカメラケースも3カラーが同時発売される。価格はオープン。
「instax」は、カードサイズのミニフォーマット、正方形のスクエアフォーマット、カードサイズの倍のワイドフォーマットの3種で展開されており、今回の「SQ1」はスクエアフォーマットのフィルムに対応した製品だ。1:1の縦横比のスクエアフォーマットは、一般的な“チェキ”のフィルムのサイズとして知られているミニフォーマットと比べて撮影範囲が広く、複数人でのグループショットや風景写真の撮影にも適している。
今回の「SQ1」の発売と同日に、新しい2種のスクエアフィルム(それぞれ1パック10枚入り)も登場予定。1枚ごとに異なる色合いを楽しめる「RAINBOW」と、アーティスティックな雰囲気のモノクロ表現を楽しめる「MONOCHROME」が発売される。
また、本製品は幅広い層が楽しめるエントリー機で、操作ボタンがシャッターボタンのみのシンプルな設計。カメラ本体の形状は、スクエアフォーマットをイメージさせる正方形のフォルムをベースとし、グリップに丸みを持たせて握りやすくしている。電源は、レンズ部を回すとONになる仕様。撮影シーンに合わせて最適なシャッタースピードが選ばれ、フラッシュ光量の調整も可能な「オート露光機能」も搭載されている。