新潮社の書籍「謎解き 鳥獣戯画」に全長1m22cmにもなる特大パノラマ折り込みページが収録
株式会社新潮社は、ビジュアルブック「謎解き 鳥獣戯画」を発売した。サイズはB5判変型(166×216mm)で、ソフトカバー/オールカラー/128ページの仕様。価格は2,200円(本体 2,000円+税10%)となっている。
「謎解き 鳥獣戯画」は、「鳥獣戯画」の全てを一挙掲載し、全巻全場面を通しで見られる1冊。「鳥獣戯画」は“日本最古の漫画”とも言われる国宝で、ユーモラスで可愛げのある擬人化された動物たちが描かれている。京都・高山寺蔵の「鳥獣戯画」は、実は甲・乙・丙・丁と全4巻あり、合わせて44m以上にもなる絵巻だ。
「謎解き 鳥獣戯画」では、「鳥獣戯画」の全巻全場面を一挙掲載し、通しで一気に見られる特別折り込みページも用意。一般的に、書籍で見開きのページよりも誌面を広げたい場合には、両端の紙を内側に二つ折りする“観音開き”などを採用するが、この本の折り込みページでは、3回巻きした長さ60cm超の紙が両側に付けられた。
これにより、全長1m22cmにもなる“特大パノラマの誌面が実現。ここに全4巻を全て掲載することでミニチュア版の「鳥獣戯画」として再現されており、どのような流れかも一目で分かりやすく、細かな描写もしっかり鑑賞できる。