作品が購入されたアーティストは次回作の価格が上がる独自の販売形式の展覧会「NITO06」
2021年6月25日(金)から7月19日(月)まで、「アート/空家 二人」にて、現代アートの展覧会「NITO06」の開催が予定されている。会場は2020年の7月にオープンし、若手現代アーティストの作品を販売している東京・蒲田のスペース。月曜/金曜/土曜/日曜/祝日のみの営業で、時間は11:00~19:00となっており、入場無料で楽しめる。
「アート/空家 二人」では、作品が購入されると次回作の価格が上がるという独自の展覧会シリーズ「NITO」を継続的に開催しており、今回はその6回目の展示。自身もアーティストとして10年の活動歴を持つ代表の三木仙太郎氏が若手アーティストの厳選・招聘を行っており、今回は伊阪柊氏、内田涼氏、久留島咲氏、迫鉄平氏、敷地理氏、鈴木諒一氏、高橋臨太郎氏、谷崎桃子氏、鄭梨愛氏、中路景暁氏、藤倉麻子氏、前田耕平氏、森山泰地氏が参加している。
独自の販売形式の詳細として、「NITO」に初めて参加したアーティストは、まず作品を10,000円で販売。作品が購入されると次回の展覧会ではそのアーティストの作品価格は20,000円に上がり、作品が購入されなければ次回の展覧会でも10,000円での販売となる。
このように作品が購入されると徐々に価格が上がっていくユニークな取り決めで、40,000円以降は20,000円ずつを加算して、最終的には200,000円まで展示を継続。ただし、2回続けて作品が購入されなければ他のアーティストと交代となる。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認