アイ・オー・データ機器、“AI顔追尾機能”を搭載したWebカメラ「TC-MSC200」を発売
株式会社アイ・オー・データ機器は、Webカメラの新製品として、2021年7月末に「TC-MSC200」を発売する。希望小売価格は26,730円(本体 24,300円+税10%)。「AI顔追尾機能」を備えていることが大きな特徴で、Web会議などで参加者全員が映るようにAIによる自動フレーミングが行われる。
本製品は360万画素のCMOSセンサーを搭載し、最大で2,560×1,440pixelsの解像度に対応。撮影距離は50cm〜∞、F値はF2.2、最大フレームレートは30fps、対応フォーマットはMJPEG/YUV/H.264で、本体にはフルレンジスピーカーと4つの無指向性マイクを実装している。
「AI顔追尾機能」は、撮影可能な範囲でカメラが人の顔を自動で追いかける機能で、会議中に室内で移動したり、途中で参加者が増減しても、カメラの向きを手動で調整する必要がない。なお、この「AI顔追尾」は参加者がマスクを着用していても機能する。本体のタッチセンサーによって「オン/ポーズ/オフ」の切り替えができるため、フレーミングの固定も可能。カメラ枠内の構図が定まった時にフレーミングを固定するには「ポーズ」、全体を広く映すシンプルなWebカメラとして使いたいときには「オフ」を選ぶ。
本体サイズは約230(幅)×56(高さ)×60(奥行)mmで、重量は約390g。USB 2.0バスパワー接続で動作し、Windows/Mac/Chromebookに対応している。USBケーブル長は約1.8m。