タイルやグラファイトを用いた新作が発表されるカルロス・ロロン氏の個展「Future Reminisce」
2021年7月30日(金)から9月4日(土)まで、KOTARO NUKAGA(六本木)にて、カルロス・ロロン氏の展覧会「Future Reminisce(未来の追憶)」の開催が予定されている。同氏はプエルトリコ系アメリカ人アーティストで、今回の展覧会は日本では15年振りの個展。KOTARO NUKAGAでは2019年のグループ展の参加以来、2回目の登場となる。休廊日は月曜および日祝で、開廊時間は11:00〜18:00。
カルロス・ロロン氏は、文化的アイデンティティや帰属意識の構築について考察し、平面作品や立体作品を制作している。植民地主義以後の多様性の包摂やそれに対する憧憬、文化的アイデンティティやその社会で作り上げられた環境を問い直すことで、歴史そのものを検証。2007年の第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展にはウクライナ代表として参加しており、近年はルイジアナ州のニューオリンズ美術館で大規模な個展を開催するなど、国際的に活動している。
今回の個展では、タイルやグラファイトを用いた新作を発表。タイルペインティングには18世紀に作られたタイルが使われており、カリブ海周辺地域の家への追憶を意味している。グラファイトで描かれた「100 Years」の中にある風景は、アメリカ軍が100年前に領土として占領し、先住民たちの援助で繁栄したプエルトリコを撮影したもの。埋もれていた美しさや追憶、希望が描き出されている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年7月30日(金)~9月4日(土)
■開催場所:
KOTARO NUKAGA(六本木)
東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル 2F
■問い合わせ先:
KOTARO NUKAGA(六本木)
url. https://www.kotaronukaga.com/
2021年7月30日(金)~9月4日(土)
■開催場所:
KOTARO NUKAGA(六本木)
東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル 2F
■問い合わせ先:
KOTARO NUKAGA(六本木)
url. https://www.kotaronukaga.com/