Microsoftは20日、マイクロソフトサポートのTwitter公式アカウントで、Windows10へのアップデートが開始されてしまった後にキャンセルする方法をレクチャーする動画を公開した。

度重なるアップデートをうながすポップアップの出現やキャンセルしないと自動アップデートなどで、ユーザーを困惑させてきたMicrosoftだが、そのMicrosoft自体も混乱しているのかもしれない。今回、自ら公開したキャンセル方法の動画も、本原稿執筆時には見られない状態になっている。※5月24日現在、動画は正常に見られるようになっている。

公式サポートが公開したのは、意図せずWindows10へのアップグレードが開始された後の対応について。「Windowsをアップグレードしています」となったらアプデが実行されてしまっているので慌てずに待ち、「これは法的文書です」とユーザーに確認を求める表示になったら2度「拒否」をクリックすればOK。元のOSに戻すことができる。

また、「Windows10へのアップグレードを抑止する方法」というページも公開されており、あれだけ強烈にアップデートへ誘導していたのに、ここにきてアプデ拒否も認めるという姿勢は理解に苦しむ。

7月29日からは有償になるとされているWindows10へのアップデート。誘導が強引すぎて頑なに更新を避ける人も多いが、使ってみると便利だというユーザーも多く存在するのは確か。Windowsユーザーは今一度利点やデメリットを見極めて、アップデートを考慮していただきたい。

#Windows10 へのアップグレードが開始された後のキャンセル手順をまとめた動画を公開しました→ https://t.co/3FkNqj4o1h ※「Windowsをアップグレードしています」という黒い画面が表示された後に行う方法です。 #MSHelpsJP

— マイクロソフトサポート (@MSHelpsJP) 2016年5月21日当該Tweet

動画が公開されていたページ
URL:https://mix.office.com/watch/ikvhtn5xb7mu
2016/05/23