来年の鈴鹿にはiフォーミュラが走るのか、AppleがF1チームを買収との報道
AppleがイギリスのF1チーム「McLaren(マクラーレン)」の買収交渉に入っていると英Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)などの各メディアが報じている。買収額は一部報道では約2000億円とされる。
数年に渡り自動運転の電気自動車(EV)の開発を進めるAppleは、広く自動車事業に目を向けており、今年の夏頃からF1チーム買収の噂はあった。フィナンシャル・タイムズによると、数ヶ月前に買収の交渉は開始され、完全な買収を含みマクラーレンは検討に入っているという。(マクラーレン側は取材に対して交渉そのものを否定はしている)
Appleとしては、50年に渡りF1 に参戦し続けるマクラーレンの買収は、レーシングチームとして培った炭素繊維やアルミなどのシャーシ材料の技術、車に対する専門知識、自動車工学、走行データのリアルタイム反映システムなどを吸収できることを意味し、自動運転車を実現する上でメリットは非常に大きい。
交渉がとんとん拍子に進めば、2017年の鈴鹿サーキットには“Apple”や“i”の看板をしょったF1 マシンが走っているかもしれない。
発表資料
2016/09/26