ワンランク上のデザイナーになるためのディスプレイとは?--EIZO FlexScan SX シリーズのヒミツを探る
ワンランク上になれるヒミツ その2 広色域を正確に再現し、デザイナーの表現力をUP

ワンランク上になれるヒミツ その2
広色域を正確に再現し、デザイナーの表現力をUP

写真画像を取り扱うこともグラフィックデザインの現場では日常的だ。
プロユースのデジタルカメラで撮影された写真データは、Adobe RGBの広域な色空間を持っていることが多く、
それを再現する色域の広さがディスプレイに求められる。
また同時に、一般的に利用度の高いsRGBでの色再現も気になるところ。FlexScan SXシリーズの実力を見てみよう。
Adobe RGBの広域に対応し豊かに色を表示
左はAdobe RGBモード写真を「ピクチャーモード」で表示したもの。右はディスプレイを「sRGBモード」に切り替え 写真
左はAdobe RGBモード写真を「ピクチャーモード」で表示したもの。右はディスプレイを「sRGBモード」に切り替え、sRGBモードの写真を表示したところ。緑色だけではなく赤部分でも色の違いがわかる

フォトグラファーが撮影したのちにデザイナーのもとへ入稿されてくる写真データは、sRGBより広い色域をもつAdobe RGBモードであることが多い。sRGBと比較した場合、とくに緑やシアン系の色空間が広いAdobe RGBだが、従来のsRGB対応ディスプレイではその色空間を十分に再現することができなかった。

FlexScan SX2761WはAdobe RGBのカバー率95%を実現しており、Adobe RGBモードの広い色空間を持つ写真でも、本来のものに近い色をディスプレイ上で再現できる。ディスプレイがsRGB空間だけでなくAdobe RGBを高度にサポートすることで、写真のもつ豊かな色の世界を制作物に生かすことができ、デザイナーの表現力アップにつながるといえる。

使ってみて実感!「豊かで正確な色表現」

八代さん(写真)

「Adobe RGB非対応のディスプレイは、素材の色味の傾向が判別できず、最終出力が色かぶりしてしまうこともありました。そこでディスプレイに表示される色だけでは確認し切れない場合、ピクセルの色を拾って数値で確認することも多かったんです。でも、Adobe RGBを95%再現できるとなれば画面上の色を信じて作業を進めることができます」という八代さん。「今まではsRGBとAdobe RGBの違いをあえて意識しないようにして作業していたように思います。でも、これならAdobe RGBの色を活かして、より色再現を追及したデザインができますね」

ココが違う!「sRGBも正確に再現できる」
color reproduction area
Adobe RGBとsRGB、それぞれで表現できる色域をグラフで示したもの。表現できる色空間は、とくに緑色で大きく異なっている

Adobe RGBをカバーしたディスプレイでsRGBの画像を表示すると、緑やシアン系の色が写真データ本来の色より強く再現され、青味がかってしまうケースが見受けられる。また、一般ユーザーがWebを閲覧する際にはsRGBモードのディスプレイを使っている場合が多いため、ユーザー側のディスプレイでの表示も考慮しなければならないWebデザインなどでは、sRGBでの色再現性も気になるところだ。

FlexScan SXシリーズには、「sRGBの色空間変換」機能が搭載されている。この機能により写真の“青かぶり”などを防ぎ、広色域対応のディスプレイでありながらsRGB色域も正確に再現。精密な色再現性でデザインワークを支援する。sRGBモードで表示したい場合は、モニター前面のFineContrastボタンで簡単に切り替えることが可能だ。

こんなシーンでも活躍!「縦長レイアウトにも縦回転スタンドで対応」

FlexScan SXシリーズに搭載されているデザイナーにとってうれしい機能。それが「縦回転」(ピボット)機能だ。ディスプレイを90度回転させて縦に長い画面表示を実現できる。「弊社の案件では、ポスターデザインも比較的多いんです」という八代さん。「今までのディスプレイでは縦位置の全体イメージが確認しにくかったので、プリンタで出力して確認していました。このピボット機能を使えば画面上で確認できるから、作業効率も上がります。プリントしない分、エコにもなりますしね」と好評だ。しかも、操作部分の設計がしっかりしており、回転作業も簡単に行える。女性でも無理なく操作できる点がうれしい。

※「縦回転」機能を利用するためには、対応したビデオカードまたはソフトウェアが必要。
「縦回転」機能を利用 (写真) 縦に長い判型の制作物をデザインする際、「縦回転」機能を利用した表示が力を発揮する。Webデザインなどでも大活躍するだろう