金曜。分かりやすさとかっこよさの両立。

インタビュー

2012.6.1 FRI

1年生になったら～ 1年生になったら～♪ 　ということで、デザイナーという職業に憧れる読者のみなさんに先駆けて、一足早くデザイナーになった先輩デザイナーの1週間を追いかけるのが、このコーナーです。夢を現実にした新人デザイナーの仕事と生活ぶりは実際どのような感じなのでしょうか？　毎月第3週に、その曜日の出来事を毎日更新でお届けします！

今月の1年生デザイナー

清宮一彦さん（グループス）

8:00　起床

9:45　出社

出社早々、アイコンの案出しに知恵を絞る。携帯電話という限られた枠の中で分かりやすさはもちろん必要ですが、「かっこよさ」も忘れてはいけない大事なポイントです。アイデア出しの際には、かなり慎重にいろんな観点から考えてつくるようにしています。

▲作業中の画面を撮ってみました

15:00　プロジェクト・マネージャーと打ち合わせ

新規施策のフラッシュ絵コンテを作成し、プロジェクト・マネージャーとすり合わせを実施。完成したものは週明けにフラッシャーに依頼する予定になりました。フラッシュ演出を考える際は機能面も大事ですが、エンタテインメントとしての面白さ、格好よさを損なわないように注意が必要です。自分が作った絵コンテを元にフラッシャーさんが形にして下さるので、分かりやすく、使いやすい資材作りに気を配っています。

12:30　部材の準備

昨日からやっている新規イベントの部材準備の続き。終わった後は速やかにプロジェクト・マネージャーとすり合わせ。このタイミングがずれると、大幅にスケジュールがずれてしまうことがあるので、とにかくスピードが命です！

スピードが要求される仕事では、日頃の準備が大事だということを痛感しています。必要に迫られてからやるのではなく、日頃から蓄積をしておけば安心ですよね。普段からまめにノートにアイデアスケッチを描きためておいたり、参考になる映像や風景を見かけたら写真におさめるようにしたり……以下は、そのストックの、ほんの一部です。