2008.12.25 THU chapter 3 balance[バランス] 05 バランスをとって文字や文章を並べる 制作・文=境 祐司 technique1 行幅の制限や疑似的な段組みの表現 見出しやリード、本文などの要素をそれぞれボックス(コンテナ)として扱うことで、グリッドベースの配置が容易になる。行間や段落間を維持したまま、コンテンツ全体を左右に寄せたり、中央揃えにすることができ、効率よくバランスを決めることができる。 【1】大見出し、中見出し、小見出し、本文などすべての要素にclassを指定、さらにコンテンツ全体をdiv要素でグループ化して、IDを指定しておく。ページを構成する要素(ボックス)が縦一列に並ぶイメージとなる。 【2】コンテンツ全体のグループに対して左マージンを指定すると、ページの左側に余白がつくられ、コンテンツのかたまりは右に寄る。同様に右マージンを指定すれば、左に寄せることができる。 【3】左右のマージンに同じ値を指定すれば中央揃えになる。ボックスの背景をページの背景と同色にすれば、ほかの要素と視覚的に分離できる。マージン指定と背景色だけで、行幅の制限や疑似的な段組み表現も可能だ。 [INDEX] chapter1-02 ボタンやバナーなどへグラデーションを施す >>> technique 1 グラデーションをかけたメニューボタン >>> technique 2 アイコン入りのバナーに施すグラデーション chapter3-05 バランスをとって文字や文章を並べる >>> technique 1 行幅の制限や疑似的な段組みの表現 >>> technique 2 グリーキングで文章と余白のバランスを確認