1年生デザイナーの1週間
1年生になったら~ 1年生になったら~♪ ということで、デザイナーという職業に憧れる読者のみなさんに先駆けて、一足早くデザイナーになった先輩デザイナーの1週間を追いかけるのが、このコー ナーです。夢を現実にした新人デザイナーの仕事と生活ぶりは実際どのような感じなのでしょうか? 毎月第2週に、その曜日の出来事を毎日更新でお届けしま す!
今月の1年生デザイナー
小嶋香織さん(スープ・デザイン所属)
[プロフィール] こじま・かおり●入社3カ月目、正真正銘の新人デザイナー・小嶋香織さん。多摩美術大学在学中よりデザイン事務所でのアルバイトやフリーペーパー制作に参加していた、根っからの行動派だ。もともとトラベルカルチャー誌『Neutral』 が大好きでスープ・デザインの存在を知り、「スープ・デザインいいなぁ~」と周囲にもらしていたら運よく求人情報をゲットし入社にいたる。「こんなに素敵な環境で働けるなんて自分には贅沢かも」と日々思う理想のデザイン事務所の1週間をご紹介。新人ならではの失敗もお悩みも交えてお送りします! |
スープ・デザインとは?
アートディレクター尾原史和氏率いるデザイナー集団が有限会社スープ・デザイン。『relax』、『R25』、『都心に住む』、『Neutral』、『あたらしい教科書』、『北欧デザイン』などさまざまな雑誌、単行本のアートディレクション、デザインを手がける。企画の内容から深くコミットし、ニーズに合ったデザインコンセプトを組み立てていくそのスタイルは、各方面から絶賛されている。
日曜日
11:00
起床
今日もお休み。大学卒業と同時にひとり暮らしを始めたばかりなので、休みの日はつい部屋の作り込みで終わってしまう。まだ住み始めて3カ月の部屋、今日は照明とスピーカーを買いに行こうと決めた。
14:00
自転車で買い物へ
ラッキーなことに近くに照明を売っているお店がけっこうある。目を付けていたお店に行き、物色を開始。賃貸の部屋は壁を傷つけられないので、モノも限られてくる。決められず、スピーカーを探しに。今度は予算オーバーで決着つかず、次のお給料待ちにする。その後、照明のお店に再度戻ったら、ちょうどいい手頃なものが見つかってすぐに購入。金属性の簡素な造りのペンダントライトだけど、なんか部屋に合いそう!
19:30
帰宅
さっそく照明を取り付けると、部屋の“アウトドア感”が増す。OKです。なぜなら私の部屋は4畳半くらいしかなく、普通の部屋のようにインテリアを揃えていったら狭苦しくなること必至。そこで、いっそのこと部屋を部屋らしくすることを諦めようと決めたら、部屋のテーマが「アウトドア」、という結論になった。余計なものは置かない(テレビもありません)、家具は折り畳めるものを……ということです。アウトドアショップへも物色に行きたいなぁ。
21:00
1週間分の買い出しに
平日は慌ただしいので、1週間分の食料はいつも日曜日にまとめて買っておく。だんだん買うものも決まってくるけれど、たまにはいつも買わない食材も買ってみる。料理のレパートリーを増やしたい今日このごろ。
23:00
パソコンにつきっきり
気づくと細かくやらなければならないことがたまってきているので、少しずつそれらを始める。あっという間にまた深夜に。時間がほしい……。
4:00
就寝。もうこんな時間!!
明日は遅刻しないようにしなければ。目覚ましをしっかりセットして就寝。
以上で小島香織さんの1週間は終了です。次回は8月第2週からスタートの予定です。
どうぞお楽しみに!