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コラム

2011.2.25 FRI

実践! WEBビジュアルデザイン 第10回「ビジネスを理解したデザインとは(後編)」

web creators/MdN Design Interactive共同企画

デザイン現場の目線で“リアルに語る”

実践! WEBビジュアルデザイン 第10回「ビジネスを理解したデザインとは(後編)」


2011年2月25日
TEXT:文=田口 亮((株)フォーデジット)


Webデザインに必要な知識や考え方は、普遍的なものもあれば、案件やクライアントによって変化する部分もある。PCやネットの技術やトレンドの変化によっても変わっていく。そのような知識や考え方、取り組み方を学び、考えるうえで大事なことは、現場で役に立つ、実践的でリアルな知識を得ることだ。

そこで本連載では、Webデザインの現場で役に立つ、実践的なWebビジュアルデザインのトピックや考え方、取り組み方について考えていく。





前回、デザインの現場でもクライアントの会社情報を理解することの重要性を挙げたが、実際に行ったプロジェクトの中での事例を元に考察してみたい。



【1】某アーティストサイトの例 レコード会社所属アーティストサイトをリニューアル

■前提を整理する

アーティスト自身の情報、楽曲の情報、全体のデザインの方向性、プロモーションの方向性、事業体制などをまとめて共有する。



■さらに詳しい質感を取得する

戦略策定やコンテンツをつくるうえで当たり前に必要となるものもあるが、通常の与件では共有されない内容も含まれる。アーティストとしての事業の方向性、マーケットの考え方、担当者の決裁権の範囲、デザインの決裁に関わる人の情報、レコード会社内の意向やレーベルの切り分け、プロデューサーの立ち位置など。このケースではアーティストのライブなどがあったのでファンとコミュニケートする質感や課題も見ることができた(ただ残念ながらデザイナーは参加できなかった)。言葉では表せないニュアンスの部分はこのような情報で取得しておく。これらをまとめて、第3回「戦略からビジュアルに落とし込む(前編)」で説明したマッピングの項目などを構築する。マッピングを構成できないとしたら、それは重要な項目がまだ見えていない証拠だ。

前回の第9回「ビジネスを理解したデザインとは(前編)」では企業風土や文化と書いたが、アーティスト本人の性格的なところや表現したいものなどは、コミュニケーションの中でしかわかり得ないところだ。

また、もう少し大きなところで、事業の方向性や会社レベルの話をして行く中で、担当者のポジションや会社としての課題、アーティストは特に関係なかったとしても、どういったことを考えているのか、課題としてとらえているのかを理解することができる。



【1】内部用のクリエイティブブリーフには「クライアントについて」、「商品と状況」、「プロモーションの展開について」、「アーティストイメージについて」という内容が入っている
【1】内部用のクリエイティブブリーフには「クライアントについて」、「商品と状況」、「プロモーションの展開について」、「アーティストイメージについて」という内容が入っている




【2】某部品メーカーの例 部品メーカーのコーポレートリニューアル

■前提を整理する

現状の課題、商品の情報、企業情報、事業体制などをまとめて共有する。



■質感の取得はランチタイムにまで広がる

どのような組織体制なのか、会社はどのような場所にあるのか、どのような人たちが働いている会社なのか、お昼時間にどんな光景が広がるのかなどを取得する。上記同様、かっこいいデザインや商品の見せ方などはロジカルに構築していくが、デザイン決定までの行間に関わるニュアンスまでできる限り共有する。このケースでは、社内の写真を撮影したり、掲示物を撮影したりして、会社がどういうものなのかを共有するための資料を撮影させてもらった。



【2】マッピングの軸は「安定的ー革新的」、「技術力ー営業力」で構築された
【2】マッピングの軸は「安定的ー革新的」、「技術力ー営業力」で構築された


■デザイナーが質感を理解する重要性

デザイナーがディレクターやプロデューサーにデザインを見せて、「あーちょっとこれ違うよ」というケースはないだろうか。それはおもにデザイナーがその質感を理解していないことによって起こる現象だ。クリエイティブブリーフやデザインターゲットに落としきれない行間に潜むニュアンスの部分が共有できていないためだ。

すべての前提条件やバックグラウンドを理解することで判断基準を共有することができる。もちろん、会ってもいない人に対して会ったように理解することは難しいが、情報だけでも共有していれば少なくとも、その判断がどこから来ているものなのか、なぜそうなるのかぐらいは理解できる。



■ちょっとした気付きがあるかどうか

情報としてできる限りのことを共有していると、デザイン案件に対する想いやモチベーションが増幅されて、細かいひと手間や細部に気の利いた仕事ができる。また、上記のような戻し作業も理解ができる。デザイナーはもちろん最適なものを提案したり構築して説明するものの、理解ができない戻し作業があると、辛い作業になるのは否めない。

建設的なモチベーションを保って取り組むような関係性を構築できるかは、プロジェクトマネジメントでは重要なタスクだ。

クライアントはデザインの専門家ではないので、当然ながらデザインに関する説明を完璧に行うことは難しい。受け取る側はそのニュアンスや行間を汲み取らなければならない。クライアントが本当に求めているデザインを抽出する作業は非常に難しい。これらは、機能や使い勝手の話ではなく、ビジュアルのニュアンスを含む問題だ。そのために、できる限り企業の情報やその中に潜むニュアンスをデザイナーまで伝達することは重要なプロセスとなるだろう。



■Webサイトは企業の重要な資産

アーティストのWebサイトであれば、モバイル対応していたりCD発売時にキャンペーンをうったりする際に、Webサイトと連動できるようになっていれば、アーティストとファンのつながりは深まる。結果、CDの売上向上や安定ならびにファン層の拡大につながる。

また、大学生であれば就職活動の際に、就職を考えている企業のWebサイトを必ず確認する。その際に10年前につくられたようなガタガタで派手目なデザインのページが表示されるのと、CSSできれいに整形され、グリッドレイアウトされたページが表示されるのでは、彼らの印象はどう変わるだろうか。前者の場合、企業がWebサイトを放置しているだけで、ほかにはない競争優位性をもっていたとしても、その強みは大学生には伝わらない。一方、企業の意図や背景を深く汲み取ったデザインを行うことで、企業のポテンシャル、市場での存在感、そして将来向かう方向性をWebデザインを通じて、ステークホルダーに強く印象づけられる。優良取引先や優秀な人材がWebデザイン次第で獲得できるとしたら、力を入れない理由はない。

以上のように、Webサイトは広告と比べて一過性の投資という側面が弱く、中長期的に企業の競争力に貢献するため、Webサイトづくりに必要な情報だけでなく、ビジネスを理解することが求められるのではないだろうか。




■デザイン現場の目線で“リアルに語る”実践! WEBビジュアルデザイン バックナンバー
>>> まとめページはこちらから!

第1回「デザインプロセスの落とし穴(前編)」
第2回「デザインプロセスの落とし穴(後編)」
第3回「戦略からビジュアルに落とし込む(前編)」
第4回「戦略からビジュアルに落とし込む(後編)」
第5回「デザインはなぜひっくり返るのか(前編)」
第6回「デザインはなぜひっくり返るのか(後編)」
第7回「優れたデザインに最適化していくワザ(前編)」
第8回「優れたデザインに最適化していくワザ(後編)」
第9回「ビジネスを理解したデザインとは(前編)」



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