Adobe CS3発表記念イベントレポート
Adobe Creative Suite 3 Web Edition TOUR
-Deep Dive キモチヨクハタラク!?
アドビシステムズは「Adobe Creative Suite 3」(以下、CS3)の発表を記念して、クリエイターに向けた多数のイベント、セミナーを開催している。
7月4日から8月3日にかけて全国4都市(東京、名古屋、大阪、福岡)で行われた「Adobe Creative Suite 3 Web Edition TOUR-Deep Dive キモチヨクハタラク!?」は、Webデザイナー・Webデベロッパーを対象としたイベント。
CS3のなかでもインタラクティブなWebサイト、アプリケーション、モバイルコンテンツなどといったデジタルコンテンツ作成に特化したソリューションツールのパッケージ「Adobe Creative Suite 3 Web Edition」。本イベントでは、Adobe Creative Suite 3 Web Editionを構成する各アプリケーションの新機能を紹介すると同時に、業界の第一線で活躍するクリエイターを講師に招き、彼らが実際に制作した作品を例に取りながら、アイデアを作品に昇華させていく過程や制作のテクニックを披露するセッションが設けられた。
東京では7月4日、8月3日の両日開催され、イベント最終日となった8月3日には、カンヌ国際広告祭 ヤングクリエイティブコンペティション サイバー部門で、シルバーを受賞した中村洋基 氏(電通)が講師として登壇したほか、本イベントの大阪会場で講師を務め好評を博した博報堂アイ・スタジオの佐野勝彦 氏の参加も急きょ決定。

佐野勝彦 氏(左)、中村洋基 氏(右)

中村氏が手がけたフランク・ミューラーのキャンペーンサイト。難解なゲームに挑戦し、すべてをクリアとすると同社の時計がプレゼントされる趣向が凝らされている

作品の紹介後に中村氏は、アイデアを広げ形にするための条件として、技術を知ることが重要と語った
両氏は「Adobe Flashから考える、広告のつくりかた」と題したセッションに登場した。Flashを用いて制作した自身の作品を事例に取り、作品を着想するポイントとなったアイデアや、制作の過程での苦労談などを実体験に基づきながら解説した。また、進化を遂げたCS3の魅力や、CS3を用いたより効率的なクリエイティブワークといった話題にも触れ、インタラクティブ広告の業界を代表する若手クリエイター2名による刺激的なセッションとなった。

佐野氏は「アイデアを出すとき“ちょっと無理かも”と思うものにこそ、新しい可能性やチャンスがある」という持論を、自身の経験ともに語った

一昨年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した佐野氏の作品「ボーダフォンデザインファイル」
イベントではこのほか、アドビシステムズの西村真理子 氏、酒井三保子 氏によるデモンストレーションを交えた製品新機能の紹介や、スイッチの鷹野雅弘氏による「10周年を迎える Adobe Dreamweave-Adobe Dreamweaverは次の10年を乗り越えられるのか?」と題したセッションも行われ、盛況のうちに幕を閉じた。




