コーレル、画像からの手軽なEXIF削除も可能となった圧縮ユーティリティ「WinZip 22」を発売
コーレル株式会社は、ファイル管理ソフト「WinZip 22」を、2017年11月17日(金)に発売した。1991年に登場し、全世界で合計10億ダウンロードを超える定番の圧縮ユーティリティの最新版。ファイルの圧縮 / 解凍機能はもちろん、高度な暗号化やPDF変換機能を用いたファイル保護機能なども備えている。対応OSは、Windows 10 / 8 / 7 / Vista。
本ソフトは、Zip、Zipx、RAR、7z、TAR、GZIP、VHD、XZといった主要な圧縮形式に対応し、ワンクリックでファイルの展開を行える。本バージョンでは、新たにPOSIX TAR形式にも対応した。標準グレードの「WinZip 2 Standard」のほか、自動バックアップや複数のクラウドサービス アカウント管理機能などを備えた「WinZip 22 Pro」、ボリュームライセンスのみで提供される企業向け製品でFIPS 140-2、FIPS 197などの規格に準拠した暗号化機能などを備える「WinZip 22 Enterprise」も用意。ダウンロード版のほか、POSAカード版やボリュームライセンス版のかたちでの提供も行われる。
今回のバージョンでは、起動が高速化したほか、画像の取り扱いに関連する強化も行われた。画像フォーマットの変換に対応し、画像ファイルのサイズを瞬時に小さくしてJPEGからPNGなど画像形式の変換が可能。ZIPファイルに追加するだけでなく、デスクトップに保存することも可能だ。また、さまざまなファイルからのEXIFデータの手軽な削除も実行できるようになった。このEXIFの削除機能は、DOC / DOCX、GIF、JPG(JPEG)、PDF、PNG、PSD、PPT / PPTX、XLS / XLSXに対応している。
ダウンロード版の参考標準価格は、「WinZip 22 Standard」が3800円(税抜)で、「WinZip 22 Pro」が6400円(税抜)。旧バージョンのユーザーを対象に、それぞれアップグレード版も用意されている。