アップルがmacOSとiOSの統合はないと断言! でも、iOSアプリをmacOSでも使えるようになる?
6月5日未明(日本時間)、サンノゼのマケナリー・コンベンションセンターにおいて、アップルの開発者向けイベント「WWDC 2018」がスタート。数々の新サービスが発表されている。
昨年末から、アップルがmacOSとiOSを統合し、MacのCPUをインテルから自社開発製品に切り替えるのではないかという噂が飛び交っていたが、これに対して、WWDC 2018(6月4日~6月8日)の初日、デモンストレーションのために登壇したクレイグ・フェデリギ氏により、少なくとも「macOSとiOSを統合」ははっきりと否定される形となった。
しかし、両者のアプリ統合が完全に否定されたわけではない。フェデリギ氏によるとiOSの開発環境であるUIKitのフレームワークをmacOSに移植し、マウス入力やウィンドウのサイズ変更、ドラッグ&ドロップ、コピー&ペーストといったmacOSのデスクトップ環境でも動作するようにするとのこと。つまり、iOSとmacOS双方のアプリを同時に開発できる、クロスプラットフォーム環境の準備が進められているのである。
開発は初期段階とのことだが、同キーノート内で発表された次期macOS「macOS Mojave」においては、iOSでお馴染みの「ホーム」「株価」「News」「ボイスメモ」の4種類のアプリがmacOSに搭載されることが明らかにされている。
今は社内テストの段階であり、iOSアプリをmacOS向けに移行できるのはアップル社のみだが、来年にはサードパーティーの開発者にも公開される予定とのことだ。
開発は初期段階とのことだが、同キーノート内で発表された次期macOS「macOS Mojave」においては、iOSでお馴染みの「ホーム」「株価」「News」「ボイスメモ」の4種類のアプリがmacOSに搭載されることが明らかにされている。
今は社内テストの段階であり、iOSアプリをmacOS向けに移行できるのはアップル社のみだが、来年にはサードパーティーの開発者にも公開される予定とのことだ。