海をかっ飛ぶ“赤いカブトムシ”、JR九州高速船の新型トリマラン客船「クイーンビートル」発表
JR九州高速船株式会社は、2020年7月に福岡‐釜山間に就航予定となっている、世界初の80m級のトリマラン(三胴船)客船「QUEEN BEETLE(クイーンビートル)」について、特設サイトをオープンしている。
これまでのビートルの船体は上部が白、下部が黒という、船としてはオーソドックスなカラーリングだった。それに対し、新たな「クイーンビートル」は、下部から中部まで真っ赤に塗られ「夢・ロマン・情熱を表現した」美しい船体となっている。また、正面から見た姿は、カブトムシのツノを連想させ、「ビートル」の名に相応しいデザインだ。
また、主船体の両側に副船体(サイドハル)を備え、3つの船体からなるトリマラン(三胴船)であり、安定性に優れ揺れが少なく、快適な船旅が期待できる。
また、主船体の両側に副船体(サイドハル)を備え、3つの船体からなるトリマラン(三胴船)であり、安定性に優れ揺れが少なく、快適な船旅が期待できる。
機能面・居住性で大きく異なるのは、これまでのビートルとは異なり、シートベルト着用の義務がなく、船内を自由に移動できる点。これにより、展望デッキやショッピングスペース、キッズスペースなど、エンターテイメント性の高い旅が楽しめる。
「クイーンビートル」の今後のスケジュールは、11月に起工式を行い、2019年夏頃に運行スケジュール・料金発表、2020年1月に予約受付開始、2月に進水式、7月に就航となっている。