カルビーが“ポテトチップス”や“かっぱえびせん”でクラフト包材にフレキソ印刷したパッケージを初採用
カルビー株式会社は、創立70周年を記念して「Theポテトチップス 匠のうすしお味」と「Theかっぱえびせん」を発売。2019年11月4日(月・休)からコンビニエンスストアで先行発売されており、コンビニエンスストア以外では11月11日(月)から販売が開始される。この2商品は、原料や製造方法にこだわり抜いた仕様であることが特徴。パッケージでも同社初の工夫が数多く盛り込まれている。
今回発売された「Theポテトチップス 匠のうすしお味」と「Theかっぱえびせん」では、カルビー初となるクラフト包材を使用したパッケージとする挑戦が行われた。同じくカルビー初となるバイオマスインキを使用し、凸版印刷の一種であるフレキソ印刷を採用。バイオマスインキとは、再生可能な生物由来のバイオマス原料を用いたインキで、地球環境に配慮されている。
「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」のパッケージでは、通常はグラビアインキ&グラビア印刷が採用されている。通常とは異なる今回の新たな試みを広く伝えるため、パッケージ裏面にはバイオマスマークも記載された。また、パッケージの表面と裏面には、各生産工場 工場長の似顔絵ロゴや工場長メッセージが入っており、販売地域によってパッケージが異なるという仕掛けも盛り込まれている。
「Theポテトチップス 匠のうすしお味」は、同社の品質規格に適するジャガイモの中でもさらに厳選し、各生産工場が目指す品質に合った産地・品種・品質ランクのジャガイモのみを使用。各生産工場で“匠”の役割を果たす工場長のこだわりの品質を定め、スライスの厚みなどを工場ごとに0.1mm以下の単位で調整した。
「Theかっぱえびせん」は、原点である瀬戸内海産の天然エビを100%使用。「かっぱえびせん」の発売から55年間にわたって受け継がれてきた伝統技術を継承する現代の熟練工たちが、エビの加工方法や煎り方を4カ月にわたり検討し、納得のいく味わいが実現されている。
内容量はいずれも70gで、価格はオープン(市場予想価格は各税込160円前後)。「Theポテトチップス 匠のうすしお味」は約135万袋、「Theかっぱえびせん」は約100万袋の予定での数量限定販売で、なくなり次第で販売は終了する。