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テクノロジー

フォントワークス、テレビ朝日の報道・情報番組用のオリジナル書体「テレ朝UD」を開発

2022.10.04 Tue

フォントワークス株式会社は、株式会社テレビ朝日の番組で用いられるオリジナルフォント「テレ朝UD」を共同開発・提供したことを発表した。「UD角ゴ_ラージ」をベースとして設計された書体。2022年10月から、8つの番組で使用される。

「テレ朝UD」は、株式会社テレビ朝日の長年の経験に基づくテロップの知見と強いこだわりを、フォントワークス株式会社の制作技術で実現したフォント。TV放送だけでなく、スマートフォンやタブレット端末など、さまざまな画面サイズでの文字の視認性の高さが追求された。

主な書体の特徴は、「クセのないシンプルさ」「文字の画数による“濃淡”の調整」「数字の明瞭さ」の3点。文字の「見分けやすさ」を最優先として、“線”を減らしたりスキマを大きくしたりと、視認性の向上を妨げるようなデザインの要素が徹底的に排除されている。

「文字の画数による“濃淡”」とは、主に画数の多い漢字とシンプルな英数字が混在することによる見え方のバラつきのこと。「テレ朝UD」では、数字やアルファベットを太くして漢字とのサイズを“対等”にする調整が行われ、オリジナルフォントならではの“バラつきのない視認性”が実現された。

また、数字は報道分野ではとりわけ重要な情報。そこで、数字については特に詳細な検討が重ねられ、瞬時に数値を認識できる形が採用されている。

10月から「テレ朝UD」が使用される8番組は、「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」「大下容子ワイド!スクランブル」「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」「サタデーステーション」「サンデーステーション」「サンデーLIVE!!」。

「クセのないシンプルさ」
「文字の画数による“濃淡”の調整」
「数字の明瞭さ」

フォントワークス株式会社
URL:https://fontworks.co.jp/
2022/10/04

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