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2023.10.24 Tue

元気さと同時に肩の力が抜けた可愛さを表現(演出)
特徴的なカーブを持つ「プフ ポッケ」

~<主要なオススメ用途>絵本、商品パッケージ、POPなど~

【プフ ポッケ 作例】動物に関連する本の装丁

〜由来や歴史、開発経緯など〜         
「プフ ポッケ」について

統一しすぎない自由な字形や小さめの字面を特徴とする「プフシリーズ」のフォントの1つで、2022年にリリースされました。同シリーズにはこのほかにも、プフ ホリデー、プフ マーチ、プフ ピクニックといったバリエーションがあります。プフ ポッケは、ゴシック体風のデザインをベースにしたフォントです。

〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜         
「プフ ポッケ」の特徴

「プフシリーズ」は楽しくて可愛いフォント群です。プフ ポッケは、ゴシック体をベースとしつつも、上側の折り返し部分がカーブ状になっています。このカーブは、フォントの開発時には「なで肩」と呼ばれていたそうです。元気さと同時に、力が入りすぎていないイメージを表現しやすいでしょう。

なお、本フォントには「プフシリーズ」に特有の “隠し要素” もあります。独自のキャラクター絵文字が1つ収録されており、異体字としての選択入力が可能です。

〜書体の活かし方やプロの視点〜         
制作デザイナーの解説コメント

ゴシック体というよりは、太めの手描き系フォントとしてイメージすると扱いやすいかもしれません。太めのペンでゆっくり丁寧に書いているような印象もあります。カーブ具合が可愛いので、力強いというイメージはほぼありませんが、シンプルさは感じるフォントです。

作例のポイント拡大

●書体名:「プフ ポッケ」
●書体の分類:「デザイン書体」
●カテゴリ:楽しい」「可愛い」
よく使われるシーン

タイトル・見出し、書籍、雑誌、絵本、コミック、アニメ、パンフレット、商品パッケージ、ロゴ、ラベル、チラシ、POP、WEB、バナー

〜書体スペックや収録製品〜         
「プフ ポッケ」の書体情報

【プフ ポッケ】書体見本
モリサワのフォント製品紹介
Morisawa Fonts       高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス
組込みフォント  産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス
TypeSquare 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス
         その他の収録製品はこちら

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Maniackers Design
デザイナー
Maniackers Design(マニアッカーズデザイン) 1995年設立。群馬県高崎市を拠点に活動しているデザインスタジオ。多様なクライアントワークと並行しながら、アートワークの制作や展示も頻繁に行っている。Webサイトでは1998年の開設以来、オリジナルフォントの配布も長年行っている。オリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」のプロジェクトも展開中。
www.mksd.jp
www.pokupoku.info
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