〜由来や歴史、開発経緯など〜           
「オーブ」について

オーブは2018年に提供が開始された丸ゴシック体風のデザインフォントです。古代中国で青銅器の表面に刻まれていた「金文」にヒントを得て開発されました。伸びやかで優雅な佇まいで、どことなくレトロな雰囲気も漂っています。かな文字には優しい手書きのニュアンスが残されています。

〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜           
「オーブ」の特徴

オーブは縦に細長い字面のフォントです。一般的に縦長のシルエットは上品さやスマートさを感じさせ、オーブを縦組みで使うとスッキリとした「細さ」のイメージは強調されます。同時に、通常より行送りがやや狭めでも窮屈な印象を与えません。

横組みでは、実際にはベタ組みでもアケ組みのような見え方になります。字幅に合わせた間隔で文字を並べたいときには、OpenTypeフォント機能のプロポーショナルメトリクスを適用すると良いでしょう。

〜書体の活かし方やプロの視点〜           
制作デザイナーの解説コメント

オーブで組む文字の量については、作例のリードくらいの長さであればまったく問題なく使えます。小説や雑誌などではなく、特にマンガやアニメで面白い効果が得られるはずです。たとえば、マンガ内のキャラが読んでいる本文がオーブ、などの演出が面白いでしょう。

作例のポイント拡大

●書体名：	「オーブ」
●書体の分類：	「デザイン書体」
●カテゴリ：	「スタイリッシュ」「可愛い」「レトロ」

よく使われるシーン

タイトル・見出し、書籍、雑誌、コミック、アニメ

〜書体スペックや収録製品〜           
「オーブ」の書体情報

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