1997年の設立以来、レンタルサーバについては専用サーバサービスだけに絞って提供し続けてきたプロックスシステムデザイン（株）。同社が11月にリリースした最新サービスが「E-server Neo」だ。同サービスは月額7,245円という低価格を実現した専用サーバサービスで、ハードウェアにはNECの最新サーバ「Express5800/E110b-M」を採用した。CPUは従来のIntel Atom N330からAtom N450へとパワーアップし、メモリ搭載量もこれまで1GBが標準だったのが2GB標準となった。また、HDDも320GBから500GBへと容量が増えている。

このようにさまざまなスペックが向上したにもかかわらず、従来のサーバに比べて最大70％の省電力化と大幅な省スペース化を実現したことにより、業界最安レベルの低価格を実現している。root権限が与えられて管理は契約者自身が行う必要があるが、GUIによる操作が可能なコントロールパネル「Webmin」を搭載することで、専用サーバの初心者でも簡単に管理できる。

同社のサーバは2010年の春にオープンしたNTT東日本の最新データセンターに収容されており、高い信頼性とセキュリティを誇る。また、サポートについては、Webへのアクセス数が増えて困っているWeb制作会社に対して、Webサーバの細かい設定方法まで丁寧に教えてくれたりと、一歩踏み込んだメールサポートを提供している。サーバ運用技術に不安のあるWeb制作会社でも、同社のサポートを活用することでスキルの底上げを期待できる。さらにSSL認証についても、英COMODO社の電子証明書を組み込んだ安価なセットサービスをはじめ、CSP SSLやGlobal Sign、Verisignなど幅広いラインナップを用意している。

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