こんなオフィスで働きたい! 第5回ネイバージャパン株式会社(Naver) 後編 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

こんなオフィスで働きたい! 第5回ネイバージャパン株式会社(Naver) 後編

2019.8.24 SAT

オフィス潜入リポート「こんなオフィスで働きたい!」

第5回 ネイバージャパン株式会社(Naver) 後編


前編はこちら>>第5回 ネイバージャパン株式会社(Naver) 前編


韓国でのシェアは70パーセント以上、世界的に見ても第5位の検索サイト、NAVER(ネイバー)。「探しあう検索」をコンセプトに、日本でのサービスインを果たしたのは20097月。従来からの検索とは異なる、ユーザーフレンドリーなサービスで、着実に利用者を増やしつつあるネイバージャパンのユニークなオフィスにおじゃました。



NAVER Webサイト●ネイバージャパン株式会社

NHN Japanの100%子会社として2007年11月に設立。2009年7月より、オープンβサービスを開始。みんなで作る検索結果「NAVERまとめ」、ユーザー参加型サービス「pick」や「NAVER cafe」を展開することで、利用者数を増加。従来からの「キーワード検索」以外に、各種の検索方法を設けることでユーザーにとっての利便性を追求している。
http://www.naver.jp/






ネイバージャパンの社員が集う執務室は23階。だだっ広いL字型のスペースに、デスクがズラリと並ぶ。明確な仕切りがないため、この上なく風通しがいい。


ネイバージャパンの社員が集う執務室は23階。だだっ広いL字型のスペースに、デスクがズラリと並ぶ。明確な仕切りがないため、この上なく風通しがいい。
ネイバージャパンの社員が集う執務室は23階。だだっ広いL字型のスペースに、デスクがズラリと並ぶ。明確な仕切りがないため、この上なく風通しがいい。



22階に広がるハンゲームの執務室。葉っぱの傘がユニーク。


22階に広がるハンゲームの執務室。葉っぱの傘がユニーク。
22階に広がるハンゲームの執務室。葉っぱの傘がユニーク。



NHNは、22階と23階の2フロアを利用。両フロアを結ぶ階段は、社内カフェの奥に。
NHNは、22階と23階の2フロアを利用。両フロアを結ぶ階段は、社内カフェの奥に。



「和(なごみ)」と名付けられた会議室。名前からも連想される通り畳敷き。
「和(なごみ)」と名付けられた会議室。名前からも連想される通り畳敷き。



社内推薦図書。経営に関する本、自己啓発本をはじめ、さまざまな分野の本が並ぶ。
社内推薦図書。経営に関する本、自己啓発本をはじめ、さまざまな分野の本が並ぶ。



こちらは社員が持ち寄っていた参考図書。
こちらは社員が持ち寄っていた参考図書。



会議室は23階だけで7部屋。韓国とテレカンファレンスを行うためのキットも2台完備。


会議室は23階だけで7部屋。韓国とテレカンファレンスを行うためのキットも2台完備。


会議室は23階だけで7部屋。韓国とテレカンファレンスを行うためのキットも2台完備。
会議室は23階だけで7部屋。韓国とテレカンファレンスを行うためのキットも2台完備。



NAVERのサービスを試用する「ユーザーリサーチルーム」と、その様子を観察する「オブザベーションルーム」。マジックミラーで仕切られており、ユーザー役の部屋側からは観察者の様子は見えない。観察者は、部屋に仕込まれた様々なカメラで、ユーザーの動作、表情、目の動きをつぶさに観察する。


NAVERのサービスを試用する「ユーザーリサーチルーム」と、その様子を観察する「オブザベーションルーム」。マジックミラーで仕切られており、ユーザー役の部屋側からは観察者の様子は見えない。観察者は、部屋に仕込まれた様々なカメラで、ユーザーの動作、表情、目の動きをつぶさに観察する。


NAVERのサービスを試用する「ユーザーリサーチルーム」と、その様子を観察する「オブザベーションルーム」。マジックミラーで仕切られており、ユーザー役の部屋側からは観察者の様子は見えない。観察者は、部屋に仕込まれた様々なカメラで、ユーザーの動作、表情、目の動きをつぶさに観察する。


NAVERのサービスを試用する「ユーザーリサーチルーム」と、その様子を観察する「オブザベーションルーム」。マジックミラーで仕切られており、ユーザー役の部屋側からは観察者の様子は見えない。観察者は、部屋に仕込まれた様々なカメラで、ユーザーの動作、表情、目の動きをつぶさに観察する。
NAVERのサービスを試用する「ユーザーリサーチルーム」と、その様子を観察する「オブザベーションルーム」。マジックミラーで仕切られており、ユーザー役の部屋側からは観察者の様子は見えない。観察者は、部屋に仕込まれた様々なカメラで、ユーザーの動作、表情、目の動きをつぶさに観察する。



見晴らしのいい23Fのため、社内カフェからはライトアップされた東京タワーが。
見晴らしのいい23Fのため、社内カフェからはライトアップされた東京タワーが。



社内を案内してくださった金子智美さん。会社ロゴとともに。
社内を案内してくださった金子智美さん。会社ロゴとともに。



日本の文化、日本人のマナーに最適なサービスを。



──ユーザーインターフェイス(UI)の美しさもNAVERの特徴ですよね。



●日本Webデザイナーズ協会(JWDA)主催の、第5回WEBデザインアワードでグランプリを頂きました。また、今年の秋には、デジタルコンテンツカテゴリーで2010年度グッドデザイン賞も受賞しました。単に美しいだけではなく、ニーズに応えることに重点を置いたデザインです。社内にはユーザーエクスペリエンスルームもあって、そこではNAVERを知らない人が、どんな風にNAVERを利用するかを調査し、サービス品質の向上に役立てています。社内デザイナーも他社に比べて多いですし、サイトのリニューアルも活発です。昨年のサービスインからこれまでに3、4回リニューアルしています。



──見た目以上に、機能性に重点をおいているわけですね。



●検索では「本当に欲しい情報が得られるのか」が一番重要ですからね。


私たちは常々「検索の定義を変えたい」と考えています。競合他社のサービスと比較して、自分たちのサービスを決めるのではなく、常にユーザー本位、ゼロベースで創造することを念頭に置いています。それがNAVERのカルチャーです。検索サイトなのに、従来のシンプルな検索窓のみのトップページと異なり、リッチ型で、「今こういったことが注目されています」と情報をプッシュするのもその一環です。普通に考えると検索サイトでは見られない試みですよね?検索してもらうまでもなく、ユーザーが望むであろう情報や、某かの気づきを与えるきっかけとなれば、と考えています。



──ほかにもカルチャーについて特筆すべき点は?



●韓国でスタートしたサービスをローカライズするのではなく「カルチュアライズ」することです。本家のNAVERのサービスをそのまま翻訳するのではなく、日本の市場に最適な形にして提供していきます。サービスの利用方法、ニーズは、国によって異なるものですからね。もちろん、韓国のNAVERで生まれて日本で採用されたサービスもあるのですが、常に、日本に適したサービスを提供することに重点を置いています。それは私たちのポリシーです


ユーザーさんとともにサービスを向上していくのもNAVERの文化ですね。寄せられたご意見、お問い合わせは、どんどん吸い上げて活用します。ユーザーとの交流イベントも盛んなのですが、直接的な交流の場を多く設けることで、親近感を持ってもらうとともに、サービスのアップデートに役立てています。



──今後の展望、予定について教えていただけますか。



●望まれるサービスをさらに増やすことと、サービス品質の向上です。現在のところ検索結果連動型広告やAmazonのアフィリエイトが、NAVERまとめ上に表示されていますが、その収益はNAVERまとめの作成者に全て還元しています。収益以上に、まずはユーザーの満足度の向上が大事。日々使う検索サイトは、一度評価されたら以後もずっと使っていただけるものです。ですから、現時点では、目先の収益拡大よりも、そこに重点をおいていこうと考えています。


(取材・文:立古和智 写真:原祥子)


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