Lesson 07 スマートフォンに対応した動画ページをつくる - Webデザイン表現&技法の新・スマートフォン編 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

Lesson 07 スマートフォンに対応した動画ページをつくる - Webデザイン表現&技法の新・スマートフォン編

2024.4.30 TUE

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Webデザイン
表現&技法の
新・スタンダード


Lesson07 スマートフォンに対応した
動画ページをつくる

制作・文 樋山 淳

スマートフォンサイトで動画を配信する場合、現状ではFlashに対応していないiPhoneに合わせて制作する必要がある。基本的にはMPEG4形式の動画をvideo要素で記載すれば問題ない。 スマートフォンサイトで動画を配信する場合、現状ではFlashに対応していないiPhoneに合わせて制作する必要がある。基本的にはMPEG4形式の動画をvideo要素で記載すれば問題ない。


01

【1-1】はiPhone、Androidに対応した動画フォーマットになる。

iPhoneとAndroidを個々で見ていくと両機種とも専用のフォーマットもあるが、汎用性を考えるのであればmp4で作成するのがトラブルが少ない。Webページ上で動画を再生する場合、通常はvideo要素を使用する。

video要素は、HTML5から本格的に導入される動画専門のタグであり、iPhoneであれば動画の場所、サイズを指定すれば再生できる。

Androidの場合、video要素は対応しているのだが、コーデックの対応が未整備のため、onclick="this.play();"という一文を加える必要がある。

今回はiPhone、Android、両対応のvideo要素であるが、UAを見て各プラットフォーム用にページを作成することも必要になってくるだろう【1-2】【1-3】。

【1-1】共通で対応している動画フォーマットの一覧。最近はMPEG4で作成するケースが多くなっている
【1-1】共通で対応している動画フォーマットの一覧。最近はMPEG4で作成するケースが多くなっている


【1-2】2一般的なvideoタグの記述例。横幅、縦幅の設定のみのシンプルなタグとなる
【1-2】2一般的なvideoタグの記述例。横幅、縦幅の設定のみのシンプルなタグとなる


【1-3】基本的なマークアップを行ったところ。Android用にposter 属性、controls属性、preload属性、そしてJavaScriptであるonclick=
【1-3】基本的なマークアップを行ったところ。Android用にposter 属性、controls属性、preload属性、そしてJavaScriptであるonclick="this.play();"を追記している

02

今回のサンプルでは、iPhone、Androidともに動画プレイヤーが起動して再生される。iPadではブラウザ上で再生されるため、これらの挙動の違いも念頭に置いておく必要があるだろう【2-1】【2-2】。また、動画サイズであるが、3G回線でも無理なく見られるようにするのであれば320pixelから400pixel程度のサイズにしておき、サウンドデータも可能な限り圧縮しておこう。

【2-1】iPhone上のSafariで表示してみたところ。この段階ではまだ動画は再生されない
【2-1】iPhone上のSafariで表示してみたところ。この段階ではまだ動画は再生されない


【2-2】動画を再生してみる。QuickTimeアプリケーションのコントローラなどが表示される
【2-2】動画を再生してみる。QuickTimeアプリケーションのコントローラなどが表示される
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