こんなオフィスで働きたい! 第7回株式会社サイバーエージェント(CyberAgent) 前編 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

こんなオフィスで働きたい! 第7回株式会社サイバーエージェント(CyberAgent) 前編

2020.5.30 SAT

オフィス潜入リポート「こんなオフィスで働きたい!」

第7回 株式会社サイバーエージェント(CyberAgent) 前編


後編はこちら >> 第7回 株式会社サイバーエージェント(CyberAgent) 後編


インターネット広告事業とブログなどのインターネットメディア事業、投資育成事業、この3つの事業を柱とし、破竹の勢いで成長してきたITベンチャーの雄、といえばサイバーエージェント。会社の成長を一丸となって支える社員が行き交うオフィスは、ほかでは聞いたことがないユニークな取り組みにあふれている。技術推進本部の矢内幸広さんと、アメーバ広報の鳥羽綾子さんに、その「働きがいのある職場」の秘密について聞いた。



CyberAgent Webサイト●株式会社サイバーエージェント

1998年インターネット関連の企画営業を主目的として設立、同年インターネット広告事業に進出。2000年、東証マザーズに上場。2004年ブログサービス「アメーバブログ(http://ameblo.jp/)」を、2006年には動画投稿サービス「AmebaVison」(http://vision.ameba.jp/)を、2009年にはアバターをつかったコミュニケーションサービス「アメーバピグ(http://pigg.ameba.jp/)」を開始。メディア事業の主軸である「Ameba」のユーザー数は1500万人以上。2010年、2011年には、Great Place to Work Institute Japanによる調査において「働きがいのある会社」TOP10にランクイン。
http://www.cyberagent.co.jp/








渋谷の道玄坂を登り切る手前にあるサイバーエージェントのビル。一棟を丸ごとオフィス用に借りているそうだ
渋谷の道玄坂を登り切る手前にあるサイバーエージェントのビル。一棟を丸ごとオフィス用に借りているそうだ



緑のロゴの周囲が白く輝き、周囲の壁は緑に照らされる。アメーバをモチーフとしたCIが印象的に映る
緑のロゴの周囲が白く輝き、周囲の壁は緑に照らされる。アメーバをモチーフとしたCIが印象的に映る



Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り


Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り


Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り


Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り


Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り
Amebaカラーでいっぱいのエントランス。サイバーエージェントのメディア事業の中核を担うのが、このAmebaであるのはご存知の通り



2008年に導入された「AmebaWater」。エントランスには、これがズラリと並んだ冷蔵庫も(アメーバ入りの水ではありません)


2008年に導入された「AmebaWater」。エントランスには、これがズラリと並んだ冷蔵庫も(アメーバ入りの水ではありません)
2008年に導入された「AmebaWater」。エントランスには、これがズラリと並んだ冷蔵庫も(アメーバ入りの水ではありません)



それぞれで異なる顔つきのミーティングルーム。いずれもサイバーエージェントのサービスに関係するAmebaのキャラクター「アメーバくん」や「アメーバピグ」が顔をのぞかせる


それぞれで異なる顔つきのミーティングルーム。いずれもサイバーエージェントのサービスに関係するAmebaのキャラクター「アメーバくん」や「アメーバピグ」が顔をのぞかせる


それぞれで異なる顔つきのミーティングルーム。いずれもサイバーエージェントのサービスに関係するAmebaのキャラクター「アメーバくん」や「アメーバピグ」が顔をのぞかせる
それぞれで異なる顔つきのミーティングルーム。いずれもサイバーエージェントのサービスに関係するAmebaのキャラクター「アメーバくん」や「アメーバピグ」が顔をのぞかせる



ひとつひとつに120度くらいの角度が付けられたハニカム状のデスクが並ぶ業務フロア。スタッフが振り返れば、簡単なミーティングはその場でスタート。ついたてなどもなく非常に風通しが良い
ひとつひとつに120度くらいの角度が付けられたハニカム状のデスクが並ぶ業務フロア。スタッフが振り返れば、簡単なミーティングはその場でスタート。ついたてなどもなく非常に風通しが良い



先輩を囲んで和やかに繰り広げられる新卒研修。社員の平均年齢は29歳。社内はフレッシュな空気にあふれている
先輩を囲んで和やかに繰り広げられる新卒研修。社員の平均年齢は29歳。社内はフレッシュな空気にあふれている



「ウェルカムバルーン」がフロアのいたるところにプカプカ。これは新卒、中途入社、他部署から新たに異動してきたスタッフを歓迎する際に使用。大事にされているのは新卒社員だけではない
「ウェルカムバルーン」がフロアのいたるところにプカプカ。これは新卒、中途入社、他部署から新たに異動してきたスタッフを歓迎する際に使用。大事にされているのは新卒社員だけではない



こちらは「お菓子ボックス」。「お菓子委員会」が毎月決められた予算内で購入し、社員なら誰でも手にすることのできるおやつだ
こちらは「お菓子ボックス」。「お菓子委員会」が毎月決められた予算内で購入し、社員なら誰でも手にすることのできるおやつだ



Ameba状の特大変型テーブルでミーティング。ミーティングルームを抑えるまでもなく、サッと集まるのにぴったりな場所
Ameba状の特大変型テーブルでミーティング。ミーティングルームを抑えるまでもなく、サッと集まるのにぴったりな場所



学びたい人と、教えてくれる人とを、社員が自発的に集めて開催する社内勉強会。こちらは「デッサン教室」。スキルアップに熱心な社員と、スキルの高い社員、両方が揃っているからこそ成立する場だ。会社としても把握しきれないほど多くの勉強会が存在しているそうだ


学びたい人と、教えてくれる人とを、社員が自発的に集めて開催する社内勉強会。こちらは「デッサン教室」。スキルアップに熱心な社員と、スキルの高い社員、両方が揃っているからこそ成立する場だ。会社としても把握しきれないほど多くの勉強会が存在しているそうだ
学びたい人と、教えてくれる人とを、社員が自発的に集めて開催する社内勉強会。こちらは「デッサン教室」。スキルアップに熱心な社員と、スキルの高い社員、両方が揃っているからこそ成立する場だ。会社としても把握しきれないほど多くの勉強会が存在しているそうだ



社内のエンジニアやクリエイターたちが、スマートフォンのアプリ開発に挑戦し、そのアイディアとクオリティなどを競いあう「アプリコンテスト」。これまでに3回開催。毎回30名程度が参加する


社内のエンジニアやクリエイターたちが、スマートフォンのアプリ開発に挑戦し、そのアイディアとクオリティなどを競いあう「アプリコンテスト」。これまでに3回開催。毎回30名程度が参加する


社内のエンジニアやクリエイターたちが、スマートフォンのアプリ開発に挑戦し、そのアイディアとクオリティなどを競いあう「アプリコンテスト」。これまでに3回開催。毎回30名程度が参加する
社内のエンジニアやクリエイターたちが、スマートフォンのアプリ開発に挑戦し、そのアイディアとクオリティなどを競いあう「アプリコンテスト」。これまでに3回開催。毎回30名程度が参加する



社員自らが考えた事業プランを発表して競いあう「ジギョつく」のプレゼン風景。社内でのポジションや普段の仕事内容とは無関係に全社員が誰でも参加し、事業プランを発表できる。数100点集まってきた案から決勝プレゼンに進めるのはおよそ数10案。大賞は賞金100万円、自らが提案した事業の責任者として、新規事業に挑戦できるチャンスも与えられる。時には子会社が設立され社長になることも


社員自らが考えた事業プランを発表して競いあう「ジギョつく」のプレゼン風景。社内でのポジションや普段の仕事内容とは無関係に全社員が誰でも参加し、事業プランを発表できる。数100点集まってきた案から決勝プレゼンに進めるのはおよそ数10案。大賞は賞金100万円、自らが提案した事業の責任者として、新規事業に挑戦できるチャンスも与えられる。時には子会社が設立され社長になることも
社員自らが考えた事業プランを発表して競いあう「ジギョつく」のプレゼン風景。社内でのポジションや普段の仕事内容とは無関係に全社員が誰でも参加し、事業プランを発表できる。数100点集まってきた案から決勝プレゼンに進めるのはおよそ数10案。大賞は賞金100万円、自らが提案した事業の責任者として、新規事業に挑戦できるチャンスも与えられる。時には子会社が設立され社長になることも



作り手が尊重される土壌



──御社の業務内容について教えていただけますか。



●インターネットメディア事業と、インターネット広告代理事業が大きな柱となっています。そしてメディア事業の中核にあるのが、現在会員が約1,500万人(2011年4月)いる国内最大規模のインターネットメディア「Ameba」(http://ameblo.jp/)です。社員数もメディア事業(アメーバ事業)に約400名程度、広告理事業に約500名強と、ほぼ半々なのですが、今年から特に「技術のサイバーエージェント」という言葉を掲げて、エンジニアやクリエイターを積極的に採用しています。



──具体的にはどういった人材を増やそうとしているのですか。



●イラストレーターから、Webデザイナー、Flashデベロッパー、マークアップデベロッパーあたりまでがフロントクリエイティブで、ほかだとJavaエンジニアやデータベースエンジニアなどです。弊社には、これら制作サイドのスタッフ全員をとりまとめた組合「CADC(サイバーエージェントデベロッパーズコネクト)」があります。これは、プロジェクト単位で設けられた制作者の所属先(事業部)とは別にある組合のようなものです。



──CADCの存在理由を教えていただけますでしょうか。

 

●各スタッフは、アメーバピグやブログといったサービスを提供するグループに所属していますが、そのなかには制作畑ではないプロデューサー、ゼネラルマネージャーもいます。そういった人たちが、制作メンバーについてビジネス面などにおいては判断できても、技術力を正確に評価するのは非常に難しいケースもありますよね。しかし制作者・技術者の集まりであるCADCのマネージャ──僕もその一人なのですが──なら彼らをきちんと評価できる。各人のスキルを最大限に生かすべくプロジェクトの適任をアサインすることもできます。要するにCADCは、作る人たちを作る人として評価すること、最大限力を発揮できるよう支援することを目的として存在しています。



──エンジニアやクリエイターを大事にするためにもCADCの存在は大きいですね。



●そうなんです。組織や上司がビジネスには長けているが制作サイドのことはサッパリでは、作り手は会社に居づらくなります。逆に、エンジニアやクリエイターがトップで、作ることには強い代わりにビジネスはさっぱりでも困りものです。その両方の軸を大切にしているのが、弊社の特徴だと思います。



──制作スタッフのスキルアップを後押しする制度も豊富だとうかがいました。



●勉強会のことですね。ほとんどの勉強会は会社主導ではなく「何々について学びたい」と言いだした社員が、教える人、教わる人を募り自主的に開催されます。学び方の形式、規模、頻度も思いついた人次第。社員の自発的な行動ですから、会社としてもいくつの勉強会が存在しているのか把握しきれないほどです。また外部のカンファレンスや勉強会等も積極的に参加するように支援しています。



直接的なスキルアップとは少し異なりますが、日々の業務とは別にスマートフォンのアプリを開発して競いあう「アプリコンテスト」や、全社員が参加可能な新規事業プランコンテスト「ジギョつく」といった制度もあります。こういった機会を利用して、新しい視点やスキルを身につける社員もいますね。


(取材・文:立古和智 写真:原祥子)



後編はこちら >> 第7回 株式会社サイバーエージェント(CyberAgent) 後編


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