Lesson 1 |
作成したオブジェクトを回転させてパターンの基をつくる |
まず最初に新規ファイルを作成する。編集メニュー→“塗りつぶし...”で[使用:ブラック]を実行1-1。続いて新規レイヤーを作成し、レイヤー名を「模様ベース」とする1-2。背景レイヤーをレイヤーパレットで非表示にしておく。
1-1
1-2
次に、万華鏡の基となる三角形をつくっていく。まずカスタムシェイプツールを選択し、ツールオプションバーで[塗りつぶした領域を作成]にして、カスタムシェイプピッカー内にあるメニューから“図形”を選び、追加。そこから[三角]を選び、shiftキーを押しながらシェイプを作成する2-1。ここで、レイヤーパレットで[ロック:透明ピクセルをロック]にしたら、ブラシツールで三角形の中にカラフルな模様を描く2-2。
2-1
2-2
今度は、レイヤーパレットで「模様ベース」レイヤーのレイヤーサムネールをcommandキーを押しながらクリック。選択範囲を作成したら、optionキーを押しながら編集メニュー→“変形”→“水平方向に反転”を実行する3-1。次に選択範囲を保持したまま、編集メニュー→“変形”→“回転”を適用。中心点を三角形の頂点にドラッグしたあと、60°回転させEnterキーを押す3-2。
3-1
3-2
さらに、工程3と同様にして、レイヤーサムネールをcommandキーを押しながらクリックし、不透明部分の選択範囲を作成したら、optionキーを押しながら編集メニュー→“変形”→“回転”を適用。中心点を菱形の頂点にドラッグしたあと、今度は120°回転させ、Enterキーを押す4-1。ツールオプションバーの[回転を設定]で角度を入力すると作業がやりやすいだろう。さらに、optionキーを押しながら編集メニュー→“変形”→“再実行”を適用。これで六角形のオブジェクトができた。
4-1
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本記事は『MdN』2008年10月号(vol.174)からの転載です。
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