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Photoshopプロセスノート


第6回 ユニークな質感が目をひく立体的な花のビジュアル


4
それぞれのパーツに立体感を演出

4-1
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4-3
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次に、Lesson3で作成したレイヤーにレイヤースタイルの[輪郭]にチェックを入れてから、[ドロップシャドウ]と[ベベルとエンボス]を適用する4-1。ふたつの円も、これまでと同様の手順で写真を切り抜き、レイヤースタイルの[ドロップシャドウ]と[ベベルとエンボス]を適用。最後にレイヤーを統合して花の完成だ4-2。同じようにして、ほかの花や星などのオブジェクトを何種類か作成する4-3


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背景となるコンクリートのフレームを作成

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今度は背景の枠を作成していく。まず、コンクリートのテクスチャを用意し、新規ファイルとしてPhotoshopで開く5-1。このレイヤーを複製し、複製したレイヤーを水平方向に反転させる。このレイヤーの前面に宇宙の画像を配置5-2


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宇宙の画像を敷きベースをつくっていく

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6-2
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次に宇宙の画像のレイヤーサムネールをcommandキーを押しながらクリックし、選択範囲を作成。さらに選択範囲メニュー→“選択範囲を変更”→“拡張...”を[拡張量:80pixel]で実行する。ここで選択範囲を反転させ、deleteキーを押す6-1。ここではわかりやすいように元のレイヤーを非表示にしてある。このレイヤーにレイヤースタイルの[ベベルとエンボス]を[テクニック:ジゼルハード]、[深さ:154%]、[サイズ:13px]とし、さらに[ドロップシャドウ]を適用6-2。これで枠が立体的になった。


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フレームに段差をつけて立体的に仕上げる

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7-3
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続いて宇宙の画像の選択範囲を作成し、“選択範囲を変更”→“拡張...”を[拡張量:40pixel]で実行。この選択範囲を保持したまま、コンクリートのレイヤーを選んでコピーし、宇宙の画像の前面にペースト7-1。再び宇宙の画像の選択範囲を作成し、このレイヤーを選んでdeleteキーを押したあと7-2、レイヤースタイルの[ベベルとエンボス]と[ドロップシャドウ]を適用し、立体的にした7-3。これにLesson4で作成した花などを加え、光を入れて完成だ。

ワンポイント・アドバイス
コンクリートの枠をつくる際、テクスチャを反転や回転させるなどして、背面の模様と前面の模様がつながらないようにしたほうが自然に見える。ここでは水平方向に反転させたが、模様がつながらなければ、どのような角度でも問題ないだろう


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『MdN』2009年7月号(vol.183)

本記事は『MdN』2009年7月号(vol.183)からの転載です。
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