Webデザインには、あなたの知らない「落とし穴」がたくさん。大きなものから小さなものまで、それが及ぼす影響はさまざまだ。カンペキだと思っているあなたのサイトも、実はすでに暗い穴の中かも・・・。
|
書き出した透過GIFが背景となじまない落とし穴 |
プロが制作したサイトと素人が制作したサイトの違いのひとつに細かい個所の処理への気配りという点が挙げられるだろう。サイトのデザインにしろ、Flashなどで制作したアニメーションやインターフェイスの動きにしろ、細かい点に気を配ることでサイトがよりよくなることは言うまでもない。
細かい個所ということで、Web用の透過GIF画像を作成するにあたって注意してほしい点を紹介する。透明GIFを作成してHTML上に配置すると輪郭部分が白く残る場合があるが、これは「マット」を白のままにしているからである【1】。もちろんHTMLの背景色が白であれば問題はないが、対策としては書き出し時のマットという部分【2】で、設定を「なし」か「スポイトカラー」、または「その他」でHTMLの背景色を選択するといい。
【1】左はマットを白のままにしたままだと輪郭が残る。右はマットをHTMLの背景色である黒にしたために白い輪郭が消えた
【2】Photoshop上での書き出し時のマットの設定画面
解説:横山 剛
(※本文中、及びキャプション内で使用している「<」、「>」は、全角になります。ご注意ください。)