Keeyls株式会社は、鍵の無人受け渡しサービス「KEY STATION」が、2023年2月から東京メトロ南北線 駒込駅の構内に追加設置されていることをアナウンスした。

同社と東京地下鉄株式会社と株式会社メトロコマースによる取り組み。日々の生活の中でスムーズに鍵の受け渡しができる。

「KEY STATION」は、一括での鍵管理クラウドサービスと連携。予約から利用まで人との接触が一切ない無人サービスながら、鍵の利用履歴がリアルタイムで管理される。

サービス自体が開始されたのは2017年で、現在は駅やコンビニ、マンション、宿泊施設などを中心として設置場所を拡大中。関東を中心として、北海道・沖縄・大阪・福岡など多くの都道府県で導入されている。

利用の際には、まず「KEY STATION」のサイトから新規アカウントを登録。利用したい駅（KEY STATION）を選択し、スロットの割り当てをパスワードの発行を受ける。

現地へ行き、「KEY STATION」からスロットを取り出して、預けたい鍵を取り付ければ準備が完了。オプション機能として、スマホやパソコンを通じてオンライン上で本人確認を完結できる「eKYC」を利用し、遠隔からの安全な本人確認が行える。

鍵の受け取り側は、暗証番号を入力して鍵を取り出し、利用後はキーボックスに返却。本人確認は、キーボックスに設置されたカメラで行える（オプション）。

2023年2月に「KEY STATION」が導入された南北線駒込駅での設置箇所はJR駒込駅方面改札外。そのほか、これまでに日比谷線の恵比寿駅/広尾駅/六本木駅、南北線の白金台駅/麻布十番駅にも設置されている。利用時間は電車の始発〜24:00（南北線白金台駅は6:00〜22:30）。

Keeyls株式会社
URL：https://key-stations.com/
2023/04/19